夜店のマーケティング

先日の花火大会終了後のこと。
あるお好み焼き屋台、一軒のみが強烈な大行列な上、焼き焼きのさまが美味そうに見えるので並ぼうかなぁ~と、思ったときの思考過程を努力して思い出そうとします。
他の屋台(たこやき、飲み物、カキ氷、その他)は行列はほとんど無し。近辺周囲のお好み焼き屋は行列皆無で全く売れて無い模様。
1.なぜ、行列ができるか?
2.行列の方向とそのインストラクション
3.なぜ、美味そうに見えるのか?
などなどの思考実験です。
1.なぜ、行列ができるか?
結構長い行列。でも20人弱。そこまでの行列は他の屋台では皆無。
というか、そもそも行列をわざと作為的に作っているのでは?と考えました。すると帰る客の目を引き、あらっ?と覗き込んでしまうこと請け合い?となると行列をいかに作るのか?という問題になります。覗き込んだ結果、ずらっと鉄板の上に焼きあがり商品は並んでいるので、どうやらパックに詰める、お金のやりとりで時間がかかっている模様。制作担当のおばちゃんは必死に作っているご様子なので。
2.行列の方向とそのインストラクション
で、普通屋台が隣同士所狭しとならんでいる所での行列は、その整列・並ばせ方が難しくなると思います。ですが、その店はT字路の角地に所在。自然と列が屋台の無い方向に出来上がっていくと言うワケなんですよ。整列に関してはお店の方は何もインストラクションの必要無しで。さらに、その列を作為的に継続させておけば、並び方についてはカスタマーは自然と並ぶわけです。
ということは角地が有利?夜店ストリート入り口が有利?店順番の並べ方(同業他社隣同士はまずい?)。ただし、同業他社が向かい合わせはありました(じゃがバター焼き等。じゃがばたは比較してから買ったのでよく覚えてます)。てことは比較させない方がよいのか?
という、ロケーションの分配、アサインメントについては、いわゆるテキ屋を束ねる、えーとえーと組合?団体?親分さん?が抽選、その他不明ですが何らかの手法をもって行っているのではないだろうか?
でも行列の出来るラーメン屋とか、この辺は散々考察済みなんだろうね……。
3.なぜ、美味そうに見えるのか?
それだけの行列が出来ているのだし、鉄板の上にずらっと結構な数が焼きあがっているし、という主に視覚的な情報が認知学的に……。特に匂いではアピールしてなかった模様。土曜丑の日のうなぎと違って。うなぎは匂い&メディアの取り上げ方で、あ、最近食ってないから今日は食ってみようかな?的なアプローチ(いわゆるマーケティング用語でいう……?土曜丑の日メソッド?)
と、ここまでの観察、そして歩いて自宅に帰る間の思考実験を行っておりました。
結論:
でも結局お好み焼き食いませんでしたっ!味の検証については行列がウザかったので止めたの。
感想:
レストランプロヂューサー?フードコンサルタント?っていうの?っていう世界って相当奥深そうだよね。
あ、例によってその辺の探索はしません。できません。おやすみにゃちゃい~。

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