読書:星を継ぐもの

星を継ぐもの」読了。
っつってもガンダムの方じゃないんですよ~。
↓↓
機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-
↑こっちはガンダムの。
↓こっちが読んだ本。。

これは久々の手応え。
この名書を今更ながら読書できた僥倖を自らで祝福しよう。嗚呼!我が読書人生に!乾杯!
なーんて勝手に自らで祝福?しちゃうくらいな面白さだたねー。なーにが「我が読書人生」なんだか…。そんな大それたもん初めて聞いたわ~。
人類は軍拡もやめてスカッと宇宙開発に注力しているのです。その描写がたしか1ページも無く?爽快過ぎ?!
月探検隊が発見した真紅の宇宙服を着た死体。死体を調べるとそれは地球人では無かった。さらに宇宙服は地球の科学より先を行っていた。しかもその上死亡推定時刻は5万年前…。
科学技術、そして英知の総力を結集してその謎に取り組む人々。学派が生まれて揉めますがそれも科学。アッと驚く展開。おいーそんな馬鹿なあ~。という連続です。
ハードSFって言われるものの代表らしいので敬遠されるかもしれませんが、思いの外読みやすかった。
科学技術の描写もテンポよく小気味良い感じ。まぁ今より遅れてしまっているものも若干あります。なぜなら初版は1980年…。
30年前に描かれた、今から30年後の未来をちょうど今読む。そんないい季節…そんな本です。

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