DVD : 太陽がいっぱい

太陽がいっぱい、鑑賞。
確か10代前半の頃、TV放映を母と一緒に観た記憶があります。とにかく手に汗握る展開だった記憶。
そして恐らく20数年ぶりに再び観てみたのですが、記憶は間違ってなかったです。
でもこんな刺激、情欲、immoralにみちミチ満ち溢れた映画を一緒に親と鑑賞…。
てなことも吹き飛ぶぐらいの面白さで、「手に汗を握る」という表現を辞書で引いたら載っていてもおかしくないぐらい、だったんだよなー!
恵まれるものと恵まれざるもの。恨み嫉み嫉妬。
きっかけは場当たりだったが…。
きっかけがそうだったから途中で色々解れそうになります。辻褄合わせにこれこそ究極の四苦八苦!全知力・才能をかけた完全犯罪は成立するのか?
アラン・ドロンの魅力ったら無いわよ~。素敵ねー。いわゆる美形フランス男性なんだけども優男というよりもややワイルドって言った方がいいのかしら~。ていうかむしろこの人が仏男の美的基準というかお手本だったんだものね、きっと…。

ハンサムだが根は貧しく、それが瞳に宿る暗い影になって見えるところは役にぴったりだ。シルベスター・スタローンがロッキーを演じて成功したのと同じ意味で、俳優(の年頃)、脚本、才能、時代、スタッフ&キャストの野望などが究極のマッチングを見せたんだと思う。セレンディピティ
それがリアルライフとマッチングし過ぎただけに(勝手な妄想です)、その後の役者人生に影響したのは欧州とハリウッドの文化の差か。どっちがいいのかは分かんないよ。
映画のラストはそこまでのストーリーがすさまじいテンションだっただけに、あっけに取られる脱力感。すばらしい。
もちろんこの映画の音楽は映画音楽、というと収録されているクラスの名曲です。

IMDB:
Plein soleil (1960)

こっから下はIMDBのことです。
FAQ
Is Tom Ripley caught?

このネタばれ防止法は面白い&始めて見た。
Tagline:
Passion at ten. Envy at eleven. Murder at noon.

その当時のっすかね?うまいなぁ。って当たり前か。
Release Date:
12 June 1965 (Japan) more

日本がまず表示されるのは日本からアクセスだからでしょうね。

コメント

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