読書 : 終りなき戦い

終りなき戦い、読了。
野田さんのブログエントリ、
http://trynext.com/diary/2009/08/12-2340.php
で面白そうだったので。
文明間、世代間、そして超世代間?での断絶の物語
訳が古い感はすぐに消え去りました。
ジャンプ(ワープ航法)を発見した人類。
異星人トーランとの星間戦争に突入。
全地球選抜でスーパーエリート精鋭兵隊の主人公マンデラ。
冒頭はフルメタル・ジャケット的なブートキャンプ。
光速の?%の速度で飛ぶので帰ってくる頃にはウラシマ効果で親類も…。
そして最新兵器で戦争に飛び立ったのに…戦地に付く頃には敵兵器が…。
なので、戦争中に敵から飛んでくるミサイルはある意味、未来の性能だったり。
という戦争なので、ややこしいんですがそここそが面白いんです。
兵器も宇宙船もエスカレート。スピードも。帰ってくるとすごい年月が経っています…。
地球の文化形態もあっと驚くことに(これネタバレなんで書かず。ここが面白い所)
戦争の究極戦略とは?
SFでは散々描かれているはずの人類の最終形態の一つも表現しています。
地球幼年期の終わりに…宇宙の戦士、月は無慈悲な夜の女王、とか…えーと##機構とか。
本作はその形態の表現が見事。
戦争の本質もSFならでこその大胆な提示、が成功していると思う。しかもエンタメとしても成立。
参考:
Uボート
プライベート・ライアン
 

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