Results tagged “読書”

読書:神様の贈り物

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神様の贈り物 (講談社文庫)、読了。面白かった。

一言で言うとダニー・ザ・ドッグです。っていったら失礼かもだな...。著者の木内一裕は藁の楯でも映画S.W.A.T.とプロットが同じって批判されてましたが。藁の楯の本の方は映画S.W.A.T.で生じていた矛盾やストーリー上おかしい点が無いように緻密に作り上げられていたのですが。映画雑誌のインタビュー読んで知りましたが著者によると映画見てから藁の楯書いたのではないそうです。で、本作ですが。

面白かったです。展開もスピーディーですし出てくる登場人物がみんな個性的。あっという間に読み終えてしまえる量なのでもう少し長く書いてもらっても良かったかも。各節毎に主体が変わってその主体からの視点で物事が語られるのだが混乱しないどころか非常に読みやすい。しかも主人公の異彩ぶりが際立つので効果的に思えた。

最後の1行が面白いかつ味わい深い。ストンと落とす感じ。

ちなみに木内一裕の本は全部読んでいます。一番面白かったのは「アウト & アウト」です。
その本の読書メモは、読んだ本2013年の2位です。

内容紹介 欲したのは心、失ったのは愛、残ったのは罪。 最高の殺し屋、チャンス。

無表情で無反応。全てに無関心な殺し屋チャンスは、バスジャック事件に遭遇し一躍ヒーローになった。だが、恩人に頭を撃ち抜かれ、死の淵から奇跡的に甦った彼の目に映る世界は、劇的に変化していた。「水は美味しく花は美しい」。脳の障害を取り除かれ「心」を手に入れたチャンスは自分の過去と対峙していく。

読書:64(ロクヨン)

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64(ロクヨン) 上 (文春文庫)読了。
ドラマもちょうどやっていましたがドラマは未見。でも面白そう。ピエール瀧主演というのは読んでいる途中に納得。

横山秀夫作品。久々に胸熱ワクワクになる読書が出来た。同著者の震度0とプロットで似た部分がある、ってのはネタバレじゃないよ。
でも面白かった。
震度0との違いは震度0は章毎に主体が違いますが、64は主人公一人の独白で全てが進むというところ。
隠されていた謎が徐々に明らかになる点、そして全てがラストに集約されていくところなんざ、すさまじいカタストロフィとカタルシス!

震度0が面白かったという人は是非読むべき作品でしょう。ということはすべての人が面白いと思うんじゃないかな?という作品です。

内容紹介 二〇一二年のミステリー二冠! 究極の警察小説登場!

昭和64年に起きたD県警史上最悪の事件を巡り警務部と刑事部が全面戦争に突入。その狭間に落ちた広報官・三上は己の真を問われる。
内容(「BOOK」データベースより)
元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、"昭和64年"に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。

読書:キング誕生

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キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇 (文春文庫)、読了。

IWGP(池袋ウエストゲートパーク)の特別編。IWGP以前の物語。池袋のチームGボーイズのキング「タカシ」が何故キングとなったのかが語られる作品。
高校の時はかなり仲が良かったマコトとタカシ。そしてタカシの兄タケル。そのボクシングの実力、カリスマ性から初代Gボーイズの『ボス』はタケルだった。それが何故...?

まぁIWGPファンしか読まない本作だとは思いますが。IWGPファンにとってはとても楽しめる内容です。

商品の説明 内容紹介 あのタカシがいかに氷のキングになったか?

誰にだって忘れられない夏の一日があるよな--。高校時代のタカシにはたったひとりの兄タケルがいた。スナイパーのような鋭く正確な拳をもつタケルは、みなからボスと慕われ、戦国状態の池袋をまとめていく。だが、そんな兄を悲劇が襲う。タカシが兄の仇を討ち、氷のキングになるまでの特別長編。IWGPシリーズ初の、文庫書き下ろし作品!

読書:まほろ駅前番外地

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まほろ駅前番外地、読了。

前作のまほろ駅前多田便利軒が面白かったので次作の本作も読了。

読んでる途中で気づいたんだけどこれってIWGP(池袋ウエストゲートパーク)だと思った。それのまほろ版。まほろは架空の市ですが前作を読めばどの市をモデルにして描いているのか分かります。
IWGPのようにリアルな都市を舞台にしているわけではありませんが、キャラの立った登場人物やストーリー、持ち込まれる面倒事(本作は便利屋なので当然ですがIWGPは何でも揉め事相談屋みたいだしね)、短編の連作で厚みを成していく、など共通点多数だと思います。

面白かったので3作目も読む予定(購入済)。

内容紹介 映画化もされた第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の多田と行天が帰ってきた!相変わらず、汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も引き受ける多田便利軒。ルルとハイシー、星良一、岡老人、田村由良ら、お馴染みの愉快な奴らも健在。多田・行天の物語とともに、曾根田のばあちゃんの若き日のロマンス「思い出の銀幕」や岡老人の細君の視点で描く「岡夫人は観察する」など、脇役たちが主人公となるスピンアウトストーリーを収録。

内容(「BOOK」データベースより)
東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承ります―。多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。

読書 : ガンジス河でバタフライ

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ようやくガンバタ(ガンジス河でバタフライの略)を書ける所まで来たよ。観た映画読んだ本の記録ブログって結構大変なのよね。

TBSラジオの午後の昼帯のキラキラ(終了しちゃって今は「たまむすび」)に著者がゲストで登場。その余りの陽気な関西おばさんっぷりに圧倒されたです。
本書のあらすじを語ったのですがとにかく話が面白かった。行き当たりばったりのバックパッカー。女一人でそんな旅先で出会った人の家に泊まっちゃったり大丈夫なの?と思いきや著者のたかの てるこさんは人一倍の小心者。石橋を叩いて壊すぐらいの勢い。彼女だから出来る事で他の人が真似すると結構危険な感じもする。
手振り身振りで伝えようとしてたら黒山の人だかりになっちゃうとか。でもそれぐらい彼女の陽気な人柄とかパワーが本書には満ちあふれている。
出発前のおかんとのやり取りも笑えるがちょっとジーンと来る。とにかく抱腹絶倒のエピソード満載。大爆笑出来るので電車内で読むのは注意かも。

新宿スペースインベーダー 昭和少年凸凹伝、読了。

浅草キッド、玉袋筋太郎著。

新宿で小学生時代を過ごした玉袋の自伝的小説。題名の通り当時のゲーセンの事情もたっぷり出てきます。
新宿に人って住んでるんだ…というセリフが話中に登場しますが自分もそんな印象だ。うらやましい、というかそんな所で小学生時代を過ごしたらどうなっちゃうんだろう?というある意味夢のようなお話かも。高層ビルでドロケー50人大会とか新宿じゃなきゃ出来ない遊びとか。

読んでたら小学生時代のこと色々思い出したよ…。

自分は通っていた学校の決まりでゲーセンは出入り禁止だった。だけど普通に入り込んじゃうのがその頃の?小学生達。お金が無いのでひたすらうまい人のプレイを観戦。ある日インベーダーゲームの筐体がゴミ捨て場に捨てられてるのを発見!それをみんなで一番近い友達の家に運んで、それからはインベーダーはやり放題!つってもその当時ですらインベーダーはちょっと時代遅れのゲームだったけど。でも誰の所有かで揉め始めて大げんか!話が付いて二派に分裂した一派の別の友達の家に運び始めるが余りの重さに挫折して途中に放置して解散、帰宅。結局元の所有一派がそれを回収して、結局元の家に戻ってたりして。

そして、本書でもコジ…ホームレスとの交流が暖かく描かれています。

読書 : 二つの祖国

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二つの祖国(新潮文庫)読了。

何か下記色々書いたけど薄っぺらいな...おいら...。

在米日系二世の主人公。真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争で収容所に送られる一家。米国人なのに。連合軍の敵である枢軸国側は独伊日だけど、米国に一杯いたはずの独伊の人はどうだったのよ?(的な内容が含まれてたと思うが詳細忘れたよ...)
収容所の中でも日本シンパ、米国シンパと分断。そして米国からは宣誓署名を求められてその中には日本と戦うかどうかも含まれている。家族親族は日本にたくさんいるのに...。

戦前の日系二世の米国での生活がかなり詳しく描写されてます。

でもまさか実際に家族同士が戦うことになるとは。まぁその辺は薄々感づいてしまう予定調和なんだけどトコトンまで盛り上げてくれるドラマチックさだ。戦場で銃を向け合う以上のあんなことになるとは...。

原爆の悲惨さも...。だって日本出身で米国住民になった日系二世なのに、日本に帰って被曝って...。

後半は東京裁判がメイン。主人公はその能力からモニターという役割を務める。(通訳ではなくて同時通訳者の訳をチェックする役割)

恐ろしいほどリアルに細かく描写なんだけど、それくらいの文献・資料が残っているってことなんだろうか?フィクション、ノンフィクションの境目を突いている感じはいつもの山崎豊子なんだけど今回は特にリアル。

文庫は全4巻(上中下の版もあるみたい)で長いかと思ったら、イッキ読みしちゃったのはさすがの山崎豊子作品だなー。まぁ例によって批判もあるみたいですが山崎豊子節がたっぷりと味わえたので良しでした。

参考

読書 : 大地の子
読書 : 華麗なる一族
読書 : 女系家族

読書 : 天使の囀り

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天使の囀り、読了。

黒い家青の炎の貴志祐介著。

黒い家は保険金詐欺の裏側、実情のリアルさ。ヌメヌメと侵食してくる恐さ、そして残虐描写が超怖かったのですが、本書はそれに匹敵するかもしれません。いや黒い家以上のおぞましさかも…。

黒い家は保険金詐欺がメインのネタって言っちゃっても、もうネタバレじゃないと思うので言っちゃってますが、本書天使の囀り(さえずり)は何がメインかは知らないで読んだ方がいいと思うので書きません。まぁまったく予想できなかったことがアレになってます。アレがまさかアレするとは驚愕のアレでしたよ…。

飽きさせないでテンション保ったままの一気読みで読了させる筆力はやっぱすごいんでは?

同著者の新世界よりも購入済なのでいずれ読みます。文庫で上中下巻で長そうですが、これまた面白い説多数らしいね。

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>

まぁ最早余程のファンじゃないと読んでないかと思われるIWGPの10作目。とかいうと批判的な感じでさぞかしつまらないのか?とか思われるかもしれませんが、おいらずっぽしのファンなので本作も楽しく読めたよ。

それぞれの編は相変わらずバラエティに飛んでいて全く違う問題を取り上げているのですが、どれも見事に若者の今を切り取っている…ような気がする…。

「データBOXの蜘蛛」
携帯電話を落としたエリートがそのデータで脅迫される。携帯電話が現代の何か色々を象徴。

「鬼子母神ランダウン」
自転車事故の犯人を探すために張り込み。ひょんなことで手がかりが。池袋のキング、タカシの恋も。

「北口アイドル・アンダーグラウンド」
地下アイドルは大変な仕事。30過ぎたらさらに大変。でも彼女にはストリートワイズがあった。

「PRIDE」
暴行被害者のトラウマ。加害者を捕まえろ。マコトの恋。そしてタカシとの意味深な会話はIWGPがついに…。

テンションの低下は否めないが…でも10作目にしてこの佳作っぷりだったので次作も出たら買っちゃうんでしょうね…ファンは…ファンのおらも…。

警視庁情報官 シークレット・オフィサー (講談社文庫)、読了。

なんか小説じゃなくてルポみたいだった。しかもやや単調な。事実とフィクションの境目が曖昧、っぽいよなぁこれ。主人公が著者と似たような経歴、なので経験をほぼそのまんま書いたんじゃないかなぁって推測。

麻生幾の小説に出てきた公安の秘密組織「ゼロ」も出てきますが、あれよりはカジュアルにさらっと出てきます。

リアルさではこっちの勝ちかもしれないけどリアル過ぎてファンタジーやカタルシスは一切無しです。でもそう考えると警察小説、官僚小説モノよりもリアルなのかもな…。

読書 : 法律事務所

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法律事務所 (小学館文庫)、読了。

以前鑑賞した映画レインメーカー [DVD]の原作本と思い込んで読んでいた…。上巻の結構奥のほうまで…。映画レインメーカーはコッポラなのね!知らなかった!
映画レインメーカーはマット・デイモン主演で小さな弁護士事務所で貧しい人の弁護を引き受けて巨大生保会社を相手に戦うというほのぼの人情もの。

レインメーカーの原作本は全然違う題名で、原告側弁護人 (上巻) (新潮文庫)というもの。Rainmakerは確か映画だと雨を降らすように利益をもたらす凄腕弁護士のこと、とかそんな感じじゃなかったかな?

本書法律事務所はレインメーカーとは全然違って一向に人情物にならない。ドス黒い陰謀渦巻く世界が徐々に分かり始めて…。で、なんかおかしいなーと調べたら全く違う本と判明。同著者だけど。法律事務所の地獄のような残業早朝出社で時間給をクライアントに色々上乗せしまくりで請求しまくり…。というのはドス黒さのほんの序章にしか過ぎず…。この程度ではドス黒さの欠片もないくらいの法律事務所だった。その本当の姿は…。てな感じで引き込まれました。米ではベストセラーだったみたい。法律ものといえばグリシャム、というベストセラー作家になったのですが、その2作目が本書。

さらに本書はトム・クルーズ主演で映画化されてるようね。こっちの監督はシドニー・ポラックなのね。詳しくはWikipediaで。シドニー・ポラック

今は同著者のペリカン文書(新潮文庫)を読んでいます。

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)、読了。

題名から恋愛小説?と思われるかもしれませんが、あっと驚く大どんでん返し系のミステリーです。いや広義では恋愛小説に含まれるかも…。そして題名の意味は小説の最後の段落の最後の行辺りで説明されます。なるほどと合点がいき感動した。

最初にあっと驚いた箇所は実は大してインパクト無くて。なーんだ使い古されたトリックですなぁと思いきや…。

読書 : 最高処刑責任者

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最高処刑責任者 上巻 (1) (新潮文庫 フ 42-7)、読了。

上下巻一気読みだった。

日本の家電メーカーの米営業法人勤務の米国人営業マンが主人公。自動車で事故ったことから元特殊部隊の自動車修理工場員と知り合いに。お互い全く文化が違うので会話も成り立たないレッカー車中。でもひょんなことから意気投合。
営業マンはノルマきつくて会社からはかなりのプレッシャー。家庭は一見幸福に見えるがちょっとした事情が。会社の警備員として元特殊部隊を推薦したらなんと就職に成功して同じ会社で働くことに。元特殊部隊員はこの恩は忘れない、といろいろサポートしてくれます。
元特殊部隊員はこのような警備員の職や警察などセキュリティ関係の職についていることが多く、またそのネットワークは強固。バディシステムじゃないけど。それを利用してライバル会社を蹴落とすことが出来るような情報を入手して営業マンのサポートを。

最初は喜んでいた営業マンでしたが徐々にサポートがエスカレートしていって…。

これと似たようなプロットの映画とか本はいっぱいあるよね。ひょんなことで知り合った人がサイコ系ストーリー、ってやつ?
脚本学校で習うところのB-4系ストーリー。うそですが。

日常に侵入してくる狂気系。良く出来てました。結末もスカッとカタルシスが効いてた。

読書 : ダブル・ジョーカー

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ダブル・ジョーカー、読了。

本作はジョーカー・ゲーム(拙ブログの過去エントリ)の続編です。

帝国陸軍のスパイ養成機関「D機関」の卒業生達の活躍を描く。
本作も微妙な感じ。徐々にテンション下がっていくか。
でも六文銭の件はそのような細かな様が敗戦を暗示しているかのよう。そのような愚かな習性は現代の日本でも相変わらずな気も。
いくらスパイが優秀で情報戦で活躍したとしてもその情報を活かせるかどうかは...。

微妙な感じとかいいつつ再読しちゃったのですが。

前作は漫画化されましたが。こういうのこそ漫画化されたんだったらさらにドラマ化とか映画化すればいいのに。

読書 : 殺戮にいたる病

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殺戮にいたる病 (講談社文庫)、読了、したのは例によってすごい前だよ困ったな。

以前読んだ弥勒の掌の我孫子武丸著。そういえば2chまとめサイトで結末あっとびっくり系で紹介されてたんで読んだんだった。

弥勒の掌よりもアッと驚く系かな。最後の2,3ページで結末が明かされる。のですが...。このトリックは...って言えないけど同系列のトリックでは日本の某作家で凄まじいのがあってそれには到達してないか。でもそれよりはややこしくないな。

読書 : 外事警察

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外事警察、読了。

今までの麻生作品に比べたらかなりイマイチでした。

本作はNHKドラマのノベライズ、じゃなくてドラマ前提で原案として執筆、したらしい。ですが麻生作品にしてはテンション低いな…。残念…。まぁドラマもなんかイマイチだったしな…。でもドラマの登場人物を思い浮かべつつ本作を読んだのですが、そうするとちょうど良かったかも。

やっぱ最高作品はZERO宣戦布告かな。特殊作戦群を描いた瀕死のライオンも無茶過ぎて面白かったですが。

読書 : 弥勒の掌

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弥勒の掌、読了。

我孫子武丸の本を読むのは初めて。あっと驚く結末ということなので読んでみた。あっと驚く系だとアガサ・クリスティーとか国産ミステリーでも何でも色々ありますが…。
小生の中が今までで一番驚いたのは筒井康隆ロートレック荘事件かな。解決編が最後に袋綴じで入ってましたね。うーんそれ以上うまく触れられないな…。何トリック系かのヒントすら書けないし。

本作は宗教団体と刑事がテーマ。なので超絶SF系とか心霊ネタとかかな?とか、レトリックに鍵が…とかシックス・センスを途中で解明してやるとばかりにかなり穿ちながら読んだのですが…。結末はしっかりとしたミステリーだがあっと驚く結末だった。これは予想出来なかった。

同著者の他の本も読みたくなった。

 

読書 : 半落ち

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半落ち読了。したのは結構前ですが。映画化もされました。

以前読んだ、震度0とほとんど同じ気が。しかも震度0の方が面白かったと思う。半落ちはオチのトリックがなんか弱い気が。それを補う意味で書いたのが震度0なんじゃないかな?とか思ってしまう。どっちが先に書かれたのか分かりませんが。

読書 : 神様ゲーム

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神様ゲーム読了。

恐ろしいのは最後だけでそれ以外は児童向けファンタジーの体。この刊のラインナップは本当に児童向けでもある。

本のカバーから装丁も児童文学の様(本記事最下部のアマゾンへのリンク画像を参照のこと)。講談社ミステリーランド刊でそのシリーズのコンセプトは「かつて子どもだったあなたと少年少女のため」、らしい。ほとんどの漢字にルビが。恐らく小学低学年レベルまで。なのでほとんどルビ有りなのですが鬱陶しくなく読みやすい。ということは装丁から文字まで相当気を使っていると思料。内容はきちんと児童文学で低学年の児童が読んでもしっかりと理解できて面白いはず、なのですが…。なのですが恐ろしい…。

転校してきた友人は自分のことを神様と言う。主人公があの手この手で質問して突っ込むが神様?なので回答の全ては用意されている、あるいは人間にはまだ理解できないよ、の類だが子供同士の会話が上手いので引き込まれる。本当に神なのか賢すぎるアンファン・テリブルなのかは藪の中。この手の神様問答だとSFの…えーと…山田正紀の「神狩り」が秀逸だったかな。あとはと学会山本弘の「神は沈黙せず」とかかな、ってそれらまでは奥深くないか。子供同士の会話だし。でもそれが本質を突いてるように見える。

どこで読んだのか失念したが著者は児童が読んだら嫌なトラウマになるような読後感を残すように編集部から依頼されたと。
児童どころではなく大人の小生でも嫌な読後感。いや大人だからこそ児童よりも一層嫌な読後感を得たのだと思料。

児童から大人までの読者層をしっかりとした読み応えで飽きさせ無いのはすごい。だが上述のように大人だからこそ理解できる怖さを理解しないまま怖いなーと思って読んだ児童が大人になってこの意味を初めて理解した時の衝撃!まさにトラウマか?ってトラウマの意味良く知らないんですけど。児童の時に読みたかった!と思うってことは…。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとかを再読した方がいいのかもね、と思った。

とこれ以上は余り語れない内容か。どんでん返しにはやられた。
うーんこれは語りたい!というかあの件に関して触れたいのです…てか相談したい。うーん。読んだ人は連絡下さいね。
.∵・(゚∀゚)・∵

あとこの本読んだのかなり前…('A`) …。読書メモ溜まり過ぎだ。