20000128 FRI.
Party@ICC、道具考一題
昨日の木夜は、ICCの内覧会とパーティー。企画展サウンド・アートが01/28より始まるため。1800過ぎ慌ててM先輩と会社を出てタクシー。出展者が外人ばっかのため外人比率異様高し。大使館関係者も多かったらしい。同期のI氏に久々に会う。次の企画展は彼の企画らしい。パーティー開始まで作品を見る。正直よく分からなかったが、やっぱ音はインパクトあるのでずるい。映像とのコラボ作品多し。インタラクティブなのもあり。
パーティー会場でM先輩に江渡さんを紹介してもらった。メディアアーティスト。彼が学生時代の頃から有名人だったし、彼のプログラムをいろいろ拝借させていただいていたので感激。ピープホールとか訪問者記帳プログラムを作った人です。技術的な話や、最近のメディアアート、ハイテクトイ、新しい作品など突っ込んだ雑談でいろいろ話せたので良かった。あと、コンピュータミュージックの矢坂さんとも会って話をした。矢坂さんは、元電グルのまりんとDOTCOMを作った人。以前、彼の主催するテクノイベントに坂本龍一が来ると噂が流れ一部の坂本オタクがパニックになったことを伝えた。私の友人のオタクどもはパニック。色紙、カメラ、ビデオカメラ、デモテープ、楽譜まで持ってうろついてるやつまでいた。矢坂さん曰く、本当に来る予定だったが、ドタキャンになってしまったとのこと。でも次の年に講演で呼んだでしょ、とのこと。現在矢坂さんは、博士過程で名刺は、digitiminimiのをいただいた。去年の坂本OPERAでもめちゃ忙しかったとのこと。
同期のI氏にチケットいただく。サンクスでございます。大学では先輩で会社では後輩のtado氏は丸坊主だった。こないだは長髪だったのに……。
江渡さんに教わったサイト。half.com。second handのマッチメイキングか?auction siteでは無い模様。あとは、Redbeard's pirate quest。おもちゃとコンピュータのインタラクティブトイ。おもちゃの船の上で人形動かすとモニタ上の人形がその通り動いたり、ゲームではおもちゃの船の舵をコントロールしたり、大砲を撃ったりとか出来るよう。ある意味、現在もっとも進んだハイテクトイか。会社はZowie。元MSのポール・アレンが作った?出資者?の会社らしい。そのおもちゃは早速買おうと思ったが、トイザラスなどのおもちゃ屋ではアメリカ以外からはオンラインショッピング出来ないのね。amazon.comでは見つからなかったし。そんな高くないのに。トホホ。
話は変わって、こないだある人と電話で話した時のこと。なぜそんな話題になったのかは忘れた。その人はロシアに留学経験がある人なのだが、ロシアには日本には存在しない形の缶切りが在ると言う。缶切りというと梃子の原理を使った手動でキコキコ開けるやつか、電動でくるっと開けるやつぐらいしか思い浮かばないが、どちらとも違うという。手動で梃子の原理使ったものと似てるが、開け始めが豪快だそうだ。電話ではなかなか伝えられないとのこと。そこで思ったのが、その道具を知らない人にその道具の説明、使い方を伝えるのは難しいということです。でも缶切りの道具を説明する前に、缶とは何かを知ってることが前提ですね。ハサミを伝えるときには紙や布を知ってることが前提ですね。では、コンピュータが道具だとしたら、この場合の缶、紙、布は何でしょう?道具に対する被使用媒体ですね。それさえ分かってれば、キャピタルゲインでうはうはうはですか?
いかしたエッセイ風にまとめようとして失敗したと思った。
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