20010429 SUN.
ラスベガスとサンフランシスコ

4月22日(日)〜29日(日)までラスベガスでの展示会視察とサンフランシスコでの企業訪問で出張してきた。

22日(日):

日曜午後に成田を発ち、ロスで入国。ロス経由でラスベガスへ。着いたのは、15:20。日本時間だと朝、7時ぐらいか。めちゃ疲れた。写真下左はロスで2時間ぐらい時間があったのでとりあえずお茶。写真内左はHさん。写真内右はK部長。下右はラスベガスで荷物を受け取ってすぐ。写真はHさん。

ロス ラスベガス着

ホテルは展示会場のすぐ隣。あるいて行けるほど。部屋が開くまで取り合えずの飯というかビア。下写真はホテルのビュッフェで。

バフェー

部屋が空いたら荷物を置いた。夜は展示会の事前説明会。会場地図やら事前資料などの説明。1時間ほどで終わる。その後はタクシーでフリーモントストリートへ。アーケードのネオンショーを見に行く。

フリーモントストリート1 フリーモントストリート2
フリーモントストリート3 フリーモントストリート4

1時間に一回のショー。ぎりぎりで間に合う。かなり大規模なネオンショーで音もでかいし、屋根の大きさもでかい。一つ一つの電球の大きさもでかそう。1回のショーは10分ぐらいか。ショーも終わり近所のカジノに入り飯。中華。まずい。かなりジャンキーな飯。カジノをぶらぶらしたあと2回目のショーを待つ。まだこのときはギャンブルしてなかったんだなぁ。トホホ。

2回目のショーの時間が近くなってくると人がわらわらと集まりだす。そんで始まると呆けたように上を眺める群集。ショー終わるとみんなで拍手。そしてみんなカジノに入ってくんだなぁ。こんだけ大規模なショーを無料で見せても、すぐ回収できるのだなぁと納得。

地球の歩き方で調べたところトレジャーアイランドの海賊船ショーに間に合いそうなので、すかさずタクシーで移動。すんごい人。早めに着いたので良く見えるスポットを確保。かなりばかばかしいほどの大規模さ加減。これ無料でよくやるよなぁといった感じ。海賊船と軍艦の砲撃戦。火柱が上がると観客のところも熱い。軍艦が勝ちそうになるが最後の大当たり、という感じで海賊側が勝ち、軍艦が沈んでいく。海賊側が勝つのもラスベガスならではか?しかも大当たり、だしね。

トレジャーアイランド1 トレジャーアイランド2

さらにストラトスフィアタワーにフリーフォールをやりに行く。とてつもなく高い塔の上にジェットコースターとフリーフォールがある。ジェットコースターは高いのは怖いが、スピードがいまいちなのでジェットコースターならではの怖さは全く無し。フリーフォールはすごい。怖い。とてつもなく高い塔の上なので景色が異常だし、そんなところでのフリーフォールは半端無く怖い。下写真はタワーから。しかもタワーのガラスが斜めについていて足元は宙ぶらりん感覚。ガラスに寄りかかるなの表示が。怖い。でも景色は宝石をぶちまけたような美しさ。やられた。

ストラトスフィアタワー

部屋に戻ったのは12時過ぎか。それからメールチェックとか電話とか。時差ぼけもありとことん疲れた……。メールチェックしたらS氏よりメールが。S氏もこちらに来ていて、出展者側なのでブースにいるかもしれないとのこと。S氏はサンフランシスコに4ヶ月一緒派遣されていて、いろいろお世話になった方。日中はほとんどセミナーだが夜は暇なので会いましょうとのこと。S氏にホテルの電話番号と部屋番号をメールで伝える。

23日(月):

朝、S氏より電話。今日の夜、こちらのホテルで落ち合う事に。次の日は9時から展示会なので早く起きて朝飯。9時から会場へ。世界最大の会場の広さとのこと。めちゃ広い。ずっと歩きづめなのでめちゃ疲れる。腰痛再発。離れた会場へはバスで移動する。午後はフラミンゴホテルで開かれる講演会へ。フラミンゴホテルはヒルトン・フラミンゴが正式名か?あのバグジーが最初にラスベガスに作ったホテル。講演会はそれほど面白くなかったな。下左写真は展示会場入り口。下右は会場にあった酸素吸入サービス。有料。鼻から吸入。酸素だけではなく香り付きなので臭い。たいしたことなかった。場内の写真掲載はいろいろやばそうなので止めとく。会場入ると署名してカメラに許可済みのシール貼らないと撮影できない上、個別の人、製品を撮るときは許可をもらわないといけないしね。

展示会入り口 酸素吸入

ベガスはさすが砂漠の真中だけあって、熱いし乾燥していてちょっと外にいるだけですぐ喉が乾く。日差しもめちゃあついし。なのでコーラでもビアでも炭酸強い系がゴクゴク飲めて美味い。日本だとコーラ缶なんか途中で飽きるけど。かといって米国人(の一部か?)の様にバケツ大の大きさでは飲めへんがな。

ソニーのブースにはジョージ・ルーカス監督が来てスターウォーズの新作はソニーのHDで撮影したとのこと。もうフィルムには戻らないだろうとのこと。ルーカスのTHXシステムはパナソニックと共同開発じゃなかったっけ?さらにHDのレンズとかシステムで映画に耐えうるのかは疑問符も。ソニーに寝返った?のは撮影資金がショートしたので目先の銭稼ぎ?との噂も。

フラミンゴでの講演会の後は、バリーズホテルでパーティへ。同じ会社の人と会う。情報交換。ていうか出張レポートのでっち上げ作戦を練る。パーティー自体は、まぁただ飯という感じか。夜はホテルに戻る。S氏とロビーで待ち合わせ。S氏とは久々に会う。ていうか会社のデザイナーのSさんの旦那さんなんだけど。和食で飯&飲み。結構美味しかった。まぁ間違った和食だけど。Sさんは徒歩で帰った。

間違った和食で思い出したが、米では日本とか中国を必ず間違って描いている。飯でも映画でも宣伝でも何でも。がんばった結果そうなってしまった気もするが、演出な気もしてきた。そうすると日本人にもVOW的感覚で受けるから、とか。深読みだな。

24日(火):

この日も朝から展示会見学。午前中は歩きづめでめちゃ疲れるッス。あちこち練り歩きつつ、質問したり、パンフもらったり。午後はセミナーに出席。3セッション。3セッション目の米国TV事情が面白かった。その後、某社パーティーへ。ベネチアンホテル。まぁこれもただ飯といった感じか。その後ルクソールホテルへ。どでかいピラミッド。最上部ではサーチライトで上空を照らす。ロス上空の飛行機からなら光が見えるそうな……。ピラミッドの中は空。なので部屋は斜めにたってるのねぇ。エレベーターも斜めに登ります。インクリネーターというらしい。宿泊客でないと乗れないらしい。警備員もいたが、他の客に紛れて乗った。廊下から内側除くと斜めになっていてばかばかしい様相。これは宿泊客以外も押し寄せて、うるさいのだろうなぁと納得。

もう、この段階になるとスロットとかビシバシ平気でやってます。ケツ毛も一本残らずむしられる勢い。トホホ。でもおいらは2日目では小勝ちしてプラマイゼロまで戻す。

25日(水):

今日も朝から展示会見学だよー。いい加減疲れたですわ。夕方からあちこちのホテルを練り歩く。下写真はMGMホテルのライオン。寝てるだけ。MGMホテルは世界で2番目の大きさだったかな?部屋によってはロビーまで15分かかるとのこと。でかすぎ。ギャンブルはビデオポーカーで最高に面白いゲームを見つけた。50プレイポーカー。1回につき50手同時にプレイできる。なので可能性が高いし、50手のカードが一気にめくられて行くのは爽快。但し1ベットが5セントでも1回が2ドル50セントになるので実はめちゃ高い。気が狂ったようにバシバシとボタンをたたく。むしられまくり……。

MGMのライオンちゃん

下左写真の写真内左がニューヨークニューヨークホテル。写真内右がMGM。下右写真がNYNYの自由の女神。結構でかいよ。

MGMとNYNY 自由の女神

その後、エクスカリバーホテル(中世ヨーロッパのお城調)の横のトラム?(モノレール?)でマンダレイベイホテルまで。中を通ってフォーシーズンズホテルへ。フォーシーズンズはダントツで高級感あふれる。道路を渡ってマクドナルドへ。地球の歩き方の地図だとアウトレットがこの辺にあるはずだけど、ただ地図が分かりにくいだけで、実際は車じゃないと行けないらしい。取り合えず飯。ジャンキーな飯だ。なので美味い。タクシーでアウトレットへ。ナイキで時計を買う。ここ数年腕時計はしてなかった。携帯電話を時計にしていたので。なので米国でもPHSを時計代わりにしていた。かなり不便を感じたので。

アウトレットの後はベラッジオホテルへ。噴水ショー。これにはやられた。無料ショーの中で一番すごいのでは?ただ音楽に合わせて噴水が吹くだけなのだが、噴水の方向は360度どこでもコントロールしてるし、大きさも尋常じゃない高さまで吹き上げる。なので高く吹くときは「バスンッ」とか、大きい音が鳴る。音とシンクロしてめちゃ盛り上がる。おいらが見たのは男性ボーカルと女性ボーカルの掛け合いオペラ調の曲だったけど、見事にシンクロしてドラマチック。すばらしい。最高。鳥肌が立つぐらい。写真も撮り忘れるぐらいだ。下写真は一緒に行ったHさんよりの提供。写真だとグレイトさというか、巨大さとかまるで伝わらないねぇ。他の曲もすごそうなのでまた見に行きたいと思った。

噴水_1 噴水_2
噴水_3 噴水_4

下左写真はベラッジオホテル。下右写真はホテルパリス。下段左写真は凱旋門、までちゃんとあるわけね。ベラッジオ側から噴水ショーを見ると背景がパリの風景になる。パリス側からでもベラッジオの壮観なホテルが背景になる。この無料ショーもすごい人出。ショーが終わるとみんなカジノへ……?そりゃ無料でも回収できるなぁ、と実感。

ベラッジオホテル ホテルパリス
凱旋門

そのままホテルパリスへ。カジノで50プレイのビデオポーカーを発見。3人で叩きまくる。おいらにでかい手が入ったのに操作ミスで流した……。めちゃ悔しがる。

ホテルで食事。中華。北京ダックとかhot and sour soupとかご堪能。その後カジノへ……。そのホテルのカジノには50プレイは無い。5プレイまで。しょうがないのでそれを叩きまくる。そしたらでかい手が入った!ぴぽ!でもマイナス分が減っただけ……。でも260ドルぐらい当たった。てことはいくら注ぎ込んだんだ……。来月の引落しが怖いなぁ……。

3人で練り歩いている時、米国人?で、でかい人を見るとK1クラスだなぁ、とか話していたが、ホテル部屋のパンフを見るとK1の試合が5月にあることが判明。そういえば、K1って言葉は英語圏の人も分かるのだと思って3人で焦る。

また、3人でここまで間違った日本観、中国観なら間違った日本観ホテルも受けるのでは、という話題で盛り上がる。曰く、ホテルのモチーフはお城。しかも名前はエドジョウキャッスルとか。フジヤママウンテンとか、トネガワリバーとか被ってる名前で。ドアマンとか羽織袴でチョンマゲ。しかも間違った着付け。カクテルガールも間違った着付けでミニスカ状態。アトラクションは忍者ショー。それって日光江戸村かよ!みたいな。でも受けるのでは?ルクソールなんかピラミッドでゴー、という企画だけで走り始めたような気もするしありでは?とか思ったよ。

26日(木):

この日は移動日。午前中無理矢理エルビス博物館へ。田舎の無理矢理な博物館ぽくてよい。2度と行かない。コカコーラのショップやらM&Mのショップへ。昼飯はデニーズでハンバーグ。めちゃジャンキー!まずい。ていうかジャンキーで美味い。午後は飛行機でサンフランシスコに移動。S.F.はいきなりすごい寒かった。上着が必要。すぐに夕食。最上階のレストランを予約。ウェイターがあまりにも遅いので叱りつけた。やや切れ。ていうか日本人舐めるな状態、もっぺん真珠湾からやるか?とかいった物騒&不謹慎なアレじゃなくて、ただビアが飲みたかったの。すると即座に別ウェイターに代えられちゃったみたい。飯も美味い。ビアとワインで酔う。即寝。

27日(金):

シリコンバレーの企業訪問3社。なかなか面白かった。質疑応答もめちゃ熱いことに。しかも結構具体的な話ばかりで帰国後もコンタクト取ることに。でもめちゃ疲れた……。夜はユニオンスクェア周辺で、お土産の買い物。その後フェアモントの最上階のビュッフェに行こうとしたらしまっているとの事。しょうがないので同ホテルのトンガというレストランへ。店内真中に池があり、船の上でバンドが演奏。雨やら雷がなるエンタメ系レストラン。結構美味かった。ビア飲みまくり。周りの客は小洒落た人多いな。ダンスしてる人も多い。帰って即寝。

28日(土):

いよいよ帰国日。朝はアラームの設定を間違えていて早くに起床。10時半集合だが、ケーブルカーで無理矢理フィッシャーマンズワーフにHさんと。まぁS.F.なら4ヶ月間住んでたのでなんでも大丈夫な気が。港ではクラムチャウダーで朝食。しょっぱかったけど美味かった。下写真がフィッシャーマンズワーフ。

フィッシャーマンズワーフ

またケーブルカーでホテルに帰るとすぐに空港へ。税関通って買い物タイム。会社用ばかり。お偉方用ねぇ……。飛行機はNW。まぁいいけど。機内はがらがらだったので後部へ移って4席使用して寝る。映画はペイ・フォワードとハートオブウーマン。ハートオブウーマンは英語のみだったのでいまいち分からず。

29日(日):

日付変更線を越えて日曜。帰国。税関は素通り状態。K部長はタバコで足止め。いきなりのじめじめした気候にびっくり。帰宅。

とにかく歩き詰で疲れた。夜から遊びに行くし、ホテルに帰れば、メールやら日本と電話で結局仕事してるし。同室のHさんは一晩はメールで徹夜してました……。しかも政権交代が原因というビッグな理由で……。これから仕事たまってるのでめちゃ気が重いッス。

DIARY 2001

Copyright (C) 1994-2005 ivva All rights reserved. Terms of Use. サイト使用条項