鉄槌! (角川文庫)、読了。
週刊アスキー連載のださる(だってサルなんだもん〈8〉)のいしかわ じゅんの本。
旅行会社がスキーバスのツアーでトイレに行った著者をバス停に取り残し…命の危険も感じる寒さの中に。なんとか他の車で元のバスに追い付き戻ったのにありえないくらい人を舐めきった運転手の態度のひどさ。
という旅行会社というか運輸機関としてもあまりにもひどい不手際を漫画に描いたら…。
謝罪の一言も無いどころか名誉毀損で訴えられ、余りにも理不尽な裁判闘争に突入するというノンフィクション。
実名で企業名から社長名、さらに文庫本は追加でキーマン(証人として呼ばれるはずだった人)への取材なども入っている。
出てくる弁護士も弁護士事務所もリアルというか、ひどいというか民間?ではこの対応ありえないよなぁ。
優秀な弁護士ばかりではないのは医者と同じか。
裁判とか弁護士って、とんまぬけつーかこんなにも不合理非効率な仕組み、人たちなの?めんどくささの極地。
しっかしこの旅行会社の対応ひどいなー、と思いきや追加取材で明らかになるぼんやりとした結論…。
裁判ってほんとめんどくさそうね。
コメント