映画 : カイジ

そもそも劇場で映画を見ることはめったに無いのですが、小生は熱狂的なカイジ原作ファンで、かつ、池袋でぽっと空き時間が出来てしまったのでつい鑑賞してしまいました。
もちろん劇場傍のチケットショップで前売り券を安く購入。それにも値しない凡作でした。
漫画カイジのファンにも向かないし、一般にも向かないという中途半端さ。
漫画カイジのファンにとっては限定ジャンケンも大分甘い設定に激変されてますよ。残りカードの電光掲示板も無し。なので買占めも無し。なので知的ゲームバトル風味はかなり薄まってます。地下チンチロリンバトルも無し。
もろもろすっ飛ばさないといけないのは分かりますが。その上、利根川の演説の辺りからゲーム中もずっと周りがグズ過ぎて見えてしまいます。
一般視聴者からすると平均台バトルは冗長過ぎ。確かに原作でも延々と心象的世界を描いてましたが漫画、それもかなり異常な作品だから通用するのであって一般向けの映画としては成立してません。
漫画カイジの超ファン以外は観ないで良いでしょう。
それにしても藤原竜也ってかなりの大根なんだね。難しい役ではあると思いますが。適役とはとても思えなかった。
香川照之の利根川は良。漫画カイジ中の名言を時折ですがうまく演っていたのは香川ぐらいか。
カイジのファン以外には通用しないし、ファンにもネタバレにはならないと思うんで言いますが。。。
焼き土下座シーンは出てきません、って当然か。

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