某知人と某スタバですさまじく話題が飛び飛びになるような議論をしていたときのこと……。
(文明論、人類の闘争、持続可能な社会論、etc……)
問い:
じゃあ、人類が農耕社会に突然戻ったとしてこのスジャータのミルク(コーヒーフレッシュ)を作るまでにどれくらいかかると思う?との質問。
条件(仮定):
スジャータのミルクはいいよね?喫茶店とかにあるパキッと爪を折ってめくるとミルクが出てくるやつね。
なぜか人類が突然全ての文明、科学、工業、書籍などなどの資産を失って農耕社会、自然社会?(定義あいまいですが)に戻ります。
ただし、個人個人が持っている、全知識、記憶はそのまま残っています。
当然、2、3日で食料その他をめぐって闘争が起きると思われますが、そこまではおきないくらい人口が減っていて、当面の食料は心配しないくらいの果物とか木になってるもので生活はできます。(闘争、戦争はいきなりおきないという条件)
ただし、家、洋服、ガス、電気は当然ありません。
なぜか人類一丸となってスジャータのミルクの初号機作成を目指すことになります。
思考実験:
そういうモデルってあるのかなぁ?とりあえず、食料の生産、いや、水の確保……、あ、それは漫画サバイバルだ!でもあれは、一人で生活するストーリーというか一人で持続可能を目指す話だからいつまでたっても進歩は見られないよな。でもサバイバルの知識を主人公が持っているという点でも条件にはあってるかも……。
そしてある程度の人数で持続可能なコロニーを作らないと生産の拡大は目指せないよな?そして知識・知恵はあるんだからさっさとスジャータのミルク作らないと……。
あ、アメリカの最初の入植者達だ!
http://www.pockyboston.com/plymoth/plymoth.html
http://www.asahibeer.co.jp/library/beer_century/america/north1.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E5%8F%B7
大酋長との契約はこの際関係ないけど、そんでアレだ、いわゆる家族が複数暮らす、そして、各職業が商売を営む「街」が生まれないと駄目なんかナ?いわゆる「大草原の小さな家」スタイル?
あと、今TVでやってるけど(NHK)日本から満州国にも100万人が居留民として渡ったんだって。こっちの方が科学知識とかは現代に近いモデルになんのかな?
番組名は下記ね。8/3(水)午後 09:15
その時 歴史が動いた「ソ連参戦の衝撃~満蒙開拓民はなぜ取り残された」
さぁさぁ、そっからが大変ですよ。大草原の小さな家は見たことある人はイメージできると思いますが、スジャータミルクを作るということは、入れ物の器がプラスチック?か何かだから石油化学製品、蓋はアルミホイル、という難易度ですよ。
ここで問題になるのが、生産、原料の生成、などの各知識が分散しまっくていることですよ。そこら中に大草原な小さな家があってもだめなのな。てことで、通信かな?電信?ところが、この辺からやっぱり政治が必要になるのかな?
やっぱみんな知識はあるという条件だから通信への必要性が急激に高まって発達するんでしょうね。実際の歴史とは違って。
また、現代人には最初のサバイバル、初期コロニーを作る根性がないということも考えられます。
この辺で挫折します。すんません。誰か上記と似たような論文、小説、SF、ホームページなどの参考があったら教えてください。
あ、アジア開発論を勉強している?某博士課程の某氏ならなんていうかな?井戸?違うか……。でも海外青年協力隊で世界的に見ても超ド田舎(っていっちゃいけないかな?)、で開発を実践してきた某氏ならすごい視点の意見がでそうだな……。
わからんっす。思考停止&挫折だよん。
結論:
スタバってこういう議論する場としても適してるね。
コメント
大丈夫だよ、悩まなくても。スタバにはスジャータは置いていないから。ミルクをスチームしようと思ってそんな加圧機まで作っちゃったあたりも進化論的には凄いと思うよ。必要は発明の母的に言うと必要ないもん。
そもそもスジャータはインド人ですから(ネパール人?)。スターバックスって「白鯨」に出てくるコーヒー好きな登場人物でマークは海の妖怪サイレンなんだって?その割には海を連想させるものがないよね。
私は紅茶用にスジャータをくれるお店が嫌いです。紅茶にはコーヒークリームではなく、ミルクか動物性生クリームでしょう。これって個人的な価値観なの?どうなの?
それよりジャムとマーガリンが同時に出るプッシュ容器って毎回感動しない?あれは日本製だけれどアメリカ人は不精だから何でも混載しちゃうのもおもしろい。ビンの中でピーナッツバターとゼリーを同時に充填してしまったり、アクアフレッシュも3層一緒に入れちゃったり。冷凍食品もTVディナーとか言っていっぺんにおかずが5種類ぐらい同時加熱できる様に緻密な計算をしたり…。横着するための開発努力が凄い。
アメリカに上陸したイギリス人はインディアンに肥料を撒くことを教えてもらったのに、開拓時に殺してしまったね。なのに、感謝祭を開くね。矛盾。
拙者、プラスチックを手作りしようと思って石炭を買ってきて理科室で加熱分離試験を先生とやって有害ガスにむせてクラクラした経験があります。自分で手作りすると思うと100円ショップって偉大だよね。
アメリカ東北部のクエーカー教徒の街を見に行くと面白いと思うよ。文明の隣で200年前とかの生活をあえて守っているから。日本にいる友人で宗教上家にテレビを置かない人がいるから紹介しようか。女性は髪を切らなかったり、服は手作りしたり(でも布は工業製品)、思想的には古代と現代を行ったり来たりしているよ。
議論マインドになっていないのでゴメン。反省。
あとの話はプラスチック成形加工学会の会長と直接話してください。某大学で企業社会論とかも教えていましたし。
あれっ?たしかメーカーはスジャータじゃないかもですが、ミルク(コーヒーフレッシュ)は置いてあるよ。アイスコーヒーとかにシロップとそれ使って入れた記憶なんで。海の妖怪なんだ。
http://www.starbucks.co.jp/ja/cont_passion_2.htm
ほんとだ。なんか勝手に鹿的な動物を想像してました。
あ、セイレーンのことね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3
ラテン語のシーレーンの英語読みだとさ。
セイレーンをマークにしちゃうって海上関係の仕事してる人にとっては不吉なんぢゃないかな?
プラスチック成形加工学会か……。
多分ちょっとずれていて、現在のテーマは分散した知識を原始的な通信手段でコミュニケイトした方が早いのか?またはメディア、通信手段の進化を促進した方が早いのかっちうところなんですよ。
いや、別にどうでもいいんですけど。いやいやこんなことで悩んでもしょうがないし。いやいや、こんなことで悩むのが学究の徒なんではないか?
意味不明スマソ。
まあ、最初は動物の皮袋に入れて持ち運ぶんだろうね、スジャータを。
あ、ゴム製品が先にできるとすれば
コンドー●状の物に入れるかな。
(それはイヤ)
中身自体は結構すぐに作れそうだけど。
あ、そうそう。
紅茶に入れるのはリアル牛乳以外、認めん。
コーヒーフレッシュはあくまでもメタファーなのだね。とはいえその誘導因子を利用して超簡単にここに書いてあったけど、まだ的を得ていないかな?
http://env01.cool.ne.jp/ss04/ss041/ss0411.htm
もっと人類文化論的アプローチはこちらだけど、ちょっと違うかも。
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/~shiokawa/ongoing/books/sugishima.htm
文明の再構築という点においては「猿の惑星」的発想なのかな?オーパーツに近づいていく人類が今行われているみたいな?Colonization、つまりここでいう知識の集約とかで言えば重要なファクターはやはり「政治」になってくるのではないの?
我が家のプラスチック成形加工学会的な人は日本における石炭文明の終息ぶりを見ながらプラスチックの工業化を社会面からも体験しているよ。南アフリカで黒人の白人に対する暴動で火炎瓶が使用されているのを減らすためにプラスチック製のビール瓶の開発を30年前にしました。発泡するもの(圧力を発するもの)をプラスチックに納めるのは結構難しいのだよ。これって情報による開発だよね。コーヒーフレッシュ容器をはじめとするプラスチック文明の歴史って意外とまだ浅いのだね。PETボトルの普及およびリサイクル意識も世界的だから社会学的見地からもすごいと思う。海外の輸入ボトルを日本でリサイクルするのだよぉぉぉ。WOW!で、だいぶ前から石油の枯渇への恐怖とリサイクル意識からトウモロコシとか植物原料プラスチックが開発されているね。
ミルクって見た目以上に危険がいっぱい。だいたい常温で長持ちすること自体が凄すぎる。フタがアルミっぽいのは光の透過を抑えてミルクの分離を抑えるためだと思われる。(ヨーグルトなどの乳製品を見てみよう。)熱せられた缶コーヒーのミルクは圧力がすごいからアルミ缶だと爆発するのでスチール缶に入れています。ただし、熱を加えることにより缶の内面塗料が溶け出します。缶コーヒーをがぶ飲みするお父さんのいる家は環境ホルモン的に子供が出来にくいと業界では言われていたり…。(でもトラック運転手は子沢山。あれ?)たんぱく質ってば素直に納まらないんだから、いや~ん。
で、情報の分散&統合については前職で凸版総研の論文や講演で聞いたことがあるような忘れたような。印刷、広告、通信系シンクタンクでは良く取り扱われるテーマだと思われる。
で、話を戻すけれど植民地化って知識の破壊なのに、今そこにShawmanの治療法を見直したり、帰依しようとしているよね。破壊と掘り返しなのだね。
以上無責任に素人なりに適当に流してみました。こういう思考の漂いは「文系のもがき」として開発者には嫌われがち。研究者はもっとしつこく練っていくと思うけどね。
のびさんの最初のリンクの方がおいらの思考実験テーマに近いかな?スジャータはメタファーでもあるんだけど、ようは最初のリンクでいう、石油化学製品生産まで最短で到達する、という実験なのよ。
知識があるのにっていうのがあくまでも実験モデルとしてヘンチクリンで面白いだけであって。
だからこそ、コミュニケーションの発達具合が実際の歴史とは違うんだろうな、という。
そして、情報、コミュニケーションの歴史というか探索はこれはこれでとてつもなくめんどくさいよねぇ。
Wikipedia 「クロード・シャノン」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8E%E3%83%B3
についてはいずれ、軽~く触れる予定です。これまた本記事とは外れているのですが、、、、。