読書 : エンプティーチェア

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エンプティー・チェア(文春文庫)、読了。

リンカーン・ライムシリーズの3作目。1、2作目に匹敵する面白さなのは間違い無しです。

まず目次のすぐ後に地図が3ページ。良い。そそる。
縦軸数字の横軸アルファベットのマトリックスの地図です。(マトリックス2ページ&街中心部の拡大1ページ)
安楽椅子探偵ものなんで、このマトリックスで追い詰めていくんだろうなぁ、なんて妄想。
妄想通りです。(これはネタばれじゃないよな。)

状況は圧倒的に不利な容疑者の少年。でも容疑者の少年の無実を信じる余り無謀な行動を取る、アメリア・サックス。それを追わねばならないライム。恋人同士でありながら追う側・追われる側に。

ニューヨークが舞台ではなく田舎の湿地帯。警察署も街の描写も蒸し暑く、不快指数たっぷり。よそ者の疎外感。ライムの知性と性格は反発と魅力を同時に招く。

ラストはどんでん返しが立て続けですが、手に汗握る。
前作、前々作以上のどんでん返しだったかも。

題名はダブル?トリプル?クアドラプル?ミーニングかもです。

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