「上野介の忠臣蔵」読了。ブックオフ200円。
忠臣蔵の吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしふさ、「よしふさ」では無く「よしなが」説もあるとのこと。文中ではよしふさに統一とのこと)側から描いた忠臣蔵の物語。
吉良上野介が全く悪人ではなく描かれてます。いい人説ということ。
清水一学という実在の人物の視点で物語が進む。上野介のお付の侍。御付に取り立てられる件も上野介が優れた大名としての才覚がある風情。一学の淡い青春物語も進行。
些細なことの積み重ねで松の廊下の事件が起こり……。赤穂浪士の討ち入りも。
むしろ浅野内匠頭、大石内蔵助が悪人として描かれている。
参考(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』):
元禄赤穂事件
清水義範の「グローイング・ダウン」という短編集の中の一編、「ひとりで宇宙に」は名作中の名作SFです。と、思います。
「神々の午睡」も最高!
清水義範のSF作品とかSFじゃなくても、その他作品を読みたくなった。アマゾンで見てみたら昔の作品しか読んでないのナ。古本屋とかブックオフ巡りをしたくなった。
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