レインボー・シックス〈1〉 (新潮文庫)、読了。(全4巻)
久々にトム・クランシーを読みました。文庫で全4巻ですが、あっという間。これだけ早く読める4巻は中々無い、という手に汗握る面白さでした。
SAS、デルタなど混合でドリームチームじゃないけど多国籍特殊部隊が編成されます。
テロリスト側に雇われる元KGBのエージェントがいい味出してます。元KGB対レインボーのシックス(指揮官)の対決、というかやりとりは、エスピオナージュものの醍醐味たっぷり。お互いスパイゲームのルールをわきまえているので、血で血を洗うバトルにはならない。全てにオプションが用意されていたり、急を要す問題だったりでそうならざるを得ないことを、知的に検討するというか。究極のゲームなんで逆に紳士的なやりとりになってしまう。
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