ショーン・オブ・ザ・デッドを鑑賞。
ゾンビ映画の中でも傑作、とか最高とか言われていたので観てみた。
コメディのコーナーにあるのを知らず、ホラーコーナーを散々探してしまったよ。
ソンビものの王道、定番でもある徐々に日常に侵入してくるゾンビ風景を完全にパロってる所から始まります。主人公とそのルームメイトは余りにもボンクラっぷりがいい感じで中々ゾンビに気づきません。TVニュースも報道してるのにザッピングしまくりだから一瞬のみ。街中歩いてもコンビニ行ってもいつもの通りの決まったパターンのどうしようもない日常をこなすだけなので、周りがちょっとやばい感じになってるのも気付かずにスルー。
映画始まってから30分ぐらい経ってからようやく気づく…。遅すぎ…。でもここまででかなり笑いを取っています。高度なドリフの志村ー後ろ後ろ!というのも違うかな…。
あと舞台はアメリカじゃなくてロンドンです。ブリジット・ジョーンズの日記的な風景、雰囲気、人間関係。主人公はカウチポテトのダメ男。彼女にも愛想をつかされて捨てられてしまいますが。そんなことになってるからさらにゾンビどころではなくて中々気づかないという引っ張り方。
ソンビものが嫌いな人でも十分楽しめる内容になってます。ゾンビものが好きな人はあちこちでニヤリです。
でも単なるゾンビのパロディものでは終わらずに佳作となっています。青春群像とかもうまく笑いと感動に。
アマゾンで知ったのですがDVDスルーなのね。
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