笑顔が素敵。第1話はTVドラマとしては完璧な導入じゃない?
バーン・ノーティス、鑑賞。
冬休み初頭にツタヤに行ったら、新作込で5本以上借りたら旧作扱い、ということで大量に借りて映画三昧のカウチポテト(死語?)な寝正月を送っていました。そのお陰で首の筋寝違えて大変な年明けだったのですが…。
正月に観た映画たち。こんな感じだったかな?
トランスフォーマー/リベンジ
ドリームキャッチャー
イーグル・アイ
ショーン・オブ・ザ・デッド
映画 : キングダム/見えざる敵
映画 : ヴィレッジ
映画ハプニングのDVDのおまけとして入っていた本作を観てドハマリ。といういわゆる24とかヒーローとかと同じで映画借りてきたら米TVドラマの第1話をタダで観せちゃう商法、通称「映画DVDレンタルのおまけ第1話だけダータ商法」?
(@_@);
に引っかかってしまいました…。やヴぁい…。このままでいくとスッカリ罠にハマったので第2話も借りに行っちゃいそうな勢いです…。うわー!やだな、やだなー。
(^.^);
イントロはアフリカでのCIA工作作業。色々なスパイ映画でさんざん描かれまくりましたが、やヴぁい組織と交渉後、口座番号を教えてもらい本部に伝えて送金処理を行う…、という電話を本部に掛けたところで逆にいきなりお前は首だって解雇通知を食らいます!(Burn notice)。この辺は日本企業には有り得ない超ドライな感じで。固まる主人公。
burnはfireから来てると思料。違うかな?そういえばtwo weeks notice(トゥー・ウィークス・ノーティス)という面白い映画もあったね。こっちは表題の通り2週間の猶予期間、だったかな?すっかり失念…。
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追記:語源は全然違うっぽい。
Burn noticeの語源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Burn noticeとは実際の諜報の世界に於いては、黒(黒の疑いあり)と判断された情報源を諜報機関(この場合はCIA)が協力関係にある諜報機関すべてに警告通知する時の連絡書のことを指す。[1]諜報員が黒と判断されれば国家反逆罪にあたり解雇ではすまない。ただしこの物語の設定ではBurnNoticeは諜報機関の事実上の絶縁状であるとの設定であるので、これが配布された工作員はすべての諜報機関からの接触を断たれることになる。また第一話で、主人公はCIAに正式に雇用されていない非正規の工作員(BlackOp)であるとの設定になっておりBurnNoticeが当てはまる要素を残している。
んで本作はスパイなので解雇されても知識、経験、スキル、そして人脈は残る。
それらを駆使して生き残る。っつー物語です。
エスピオナージュ、そしてマイアミといえばマイアミ・バイス(うーん映像とか音楽とかスタイリッシュな所は思い起こさせますが、本作はコメディなので…)、その他諸々含めて洗練されているがそれらを考えるまもなく続く、コメディとアクション。
クレジットカードも謎の停止。銀行に行っても口座は政府管理下に置かれているので警察に行って…と。陰謀の匂い。
無一文でお金が無いのでスパイ時代の旧人脈を使ってありついたのが、しょぼい探偵業。
その仕事も元スパイにしたら激安なんだけど背に腹は代えられない。
スパイのテクニックがたっぷりと。スパイのテクニックを探偵業として使っていくので、元CIAの最前線のエージェントからしたら探偵業なんかちょろいちょろい、というところがスカッとカタルシス。水戸黄門。
そして女性は逆らえない的な素敵な笑顔。ちょっと引きつっていて作為的なんだけどそれもまた魅力。真似したいなー。だけどこれは出来ないニヤリ顔。(^^)
字幕には出てきませんが、主人公はエージェントでケース・オフィサー(担当官、ハンドラー)が上司に居る。これは映画スパイ・ゲームでいうところのブラピとロバレ(ロバート・レッドフォード)の関係です。詳しくはスパゲ(スパイ・ゲーム)を参照のこと。
ロシアンマフィア?元KGB?のクラブオーナーとの会話が良い。あのマイケル・ウエスティンか?あの伝説のスパイの?実は同名で複数人が作業工作してた、とされてたけど実際はお前一人だったのかよ!と、あの伝説のCIAエージェントなのかよ、みたいな。というサラッとした会話をロシア語で返したり。
お袋さんはNSAを超える情報網を持ってたり…(秘密)。んでこの辺が進むにつれて色々効いてくるんだろうな…。
そして米TVドラマの第1話だけあって、スカッと解決しますが、地獄のような仕掛けで第2話を観たくなります…。24のシーズン幾つかとかヒーローとかその他でもその策にハマらなかった小生が、本作ではその罠にハマります。これはやヴぁい!
そしてそんな凄腕なスパイなのに何故に突然の解雇?そして日常もFBIに監視されて…FBIの監視はしょぼすぎるので逆にほのぼの。
と、思いきや…というところで第1話完。
これは第2話みたくなる仕掛けじゃん!というTVドラマの最先端を誇る米TV局のいやらしい地獄の仕掛けにハマリそうな小生ですよ…トホホ…。
(結局!シリーズ1は全話借りて観ちゃいました!これは24のシーズン忘れた…以来の連チャン借りでしたね。)
FBI、CSSを罠に嵌めて情報を聞き出す様も良い。スパイの手口。そんなテクが効くの?みたいなテクだがこういう地味で汚いのがスパイのやり方だと思う。ってスパイ小説で読みかじった知識を元に言ってるだけなんで実際は知らん…。
栗田貫一の声もハマっています!
特典映像では彼曰くルパンのテンションを落とした感じとのこと。確かにユーモアもあるけど渋く決めるところは決める。主人公のテイストにドハマリです。オリジナルの英語音声の声とは大分違うのですがすばらしいです。
栗貫はモノマネといいルパンの声優としてもいいので流石の技巧派なはずですがそういうことすら感じさせない感じ。もはや一流声優と言ってもいいんじゃないでしょうか?
編集もスタイリッシュ。DJ感覚で場面切り替えも決まってます。ウザいって人もいるかもですが…。
第9話でぐっと盛り上がります。(5巻目)
第10話のスナイパーもあれ?利き目が左目?というのもキーに。
シーズン2もリリース決定しているらしいので待ちわびていますです。
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