ネイチャージモン(1) (ヤングマガジンコミックス)
ネイチャージモン(2) (ヤングマガジンコミックス)
ネイチャージモン(3) (ヤングマガジンコミックス)
今5巻まで出たのかな?の内の3巻まで読了。
ネイチャージモンと言われるまではダチョウ倶楽部の目立たない芸人と思っていたが…。凄まじいまでのマニアックで異常の人。エピソードそのままの方が分かると思うのでWikipediaから引用する。
寺門ジモン(Wikipedia)
ダンベルなどの人工的な重りを使わず自分の体重と重力のみを利用するゴッチ式トレーニングを30年以上毎日欠かさず実践している。『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦 芸能人サバイバルバトル』初期の常連でもあった。特に、クイックマッスル(3分間腕立て伏せ)では他を圧倒する成績を見せていた。
また肉にも詳しい。焼肉にこだわりを持っており、やりすぎコージーでも熱く語っている。本人曰く「牛肉の話で俺より詳しい人に逢ったことがない!」「4~5歳の雌牛、なおかつ処女の肉が最高なんだ!」。ダウンタウンDXで、焼肉だけで年に150万円使っており、焼肉屋のはしごや美味しい店であれば日本全国どこにでも出かけると語ったことがある。肉のセリに参加できる家畜商の資格も持っている。
更にグルメ本を何冊も出すほどの食通であるが、お勧めの店に一緒に行ったことがある肥後は「確かにおいしいんだけど、ずっと横でうんちくをしゃべり続けているから食べた気がしない」とウンザリしていた。グルメ番組の生放送中、京都の和菓子屋でよもぎの団子を食べたところ、メンバーが止めたにもかかわらず「嘘だ。これはよもぎの葉を使っていない」と見切り、そのままカメラを連れて調理場に入り、よもぎの粉を探し当てたことがある。
山ごもりは1年に6度も行っている。「山ではヒクソンに勝てる。自然の掟をわかっている。そこに到達できたのは、大山倍達、宮本武蔵と自分だけだ」「(山でならば)ミルコ・クロコップを倒せる」と語る。また山篭りをする際は、軍事用懐中電灯を携帯している。これは接近戦では強い光で目をくらませることで、相手を動けなくする事ができるというシロモノ。ジモン曰く、
* 「完全に山と同化した時は、10km先の相手が自分の悪口を言ったことがわかる」
* 「山には車よりでかい鹿がいる」
* 「山は歩くんじゃない。泳ぐんだよ」
* 「横隔膜を鍛え抜けば最強になれる」
* 「人間は一週間、山にいると蚊に刺されなくなる、蚊に刺されないニオイみたいなのが出てくる」(これは山はデコボコのために脳を使いながら歩くため、脳と生物としての本能が活性化するからとジモン自身は言っている)
これにより、クマを自慢の横隔膜を使い4度撃退したことがあると語っていた。
というようなエピソードをヤンマガの編集者と実際に体験していく。編集者はそれを同行取材しているので漫画にも全編登場。ジモンの異常さを際立たせて紹介する役割か。勿論編集者は通常の文明社会に生きるあくまでも通常の現代人。なのでジモンの異常さに振り回されっぱなし。それが異常過ぎてぶっ飛び過ぎなので笑えるのだ。
あととにかく肉がうまそう!
時に自然破壊や食の問題にちょこっとだけ触れることも。
画は人間凶器カツオの作者、刃森 尊。なので画は綺麗で見やすいコメディタッチ。
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