富士登山 : 100807

富士登山に行って来ました。
会社の同僚5人(小生込)&元同僚1人の計6人。

以前に富士登山に行った時の記録
その際のmn隊長が今回も隊長です!しかも今回も同じ会社の同僚!

8月7日(土)のスケジュール。
【須走ルート】
5:45品川駅~8:10御殿場駅~9:10須走口五合目~10:00登山開始~17:00登頂~17:30下山開始~20:30須走口五合目~21:25御殿場駅(お風呂&ごはん)

と、日帰りで登頂を狙います!結構ぎりぎりのプランです。山小屋泊を無しにしたので。

前回の山小屋の辛い体験はこちら
朝はいきなりの遅刻…。

なぜかアラーム時間を1時間間違ってセット。タクシーで品川駅へ。
5:55分発の電車と運転手に行ったら間に合うとのこと。信号2つも無視!

まぁ他に誰ーもいなかったしね…。聞いていた7番線の先頭に行こうとしたらそこは臨時ホームで人っ子ひとりおらず。慌ててhgwさんに電話したら12番線だよーとの声と同時に出発されてました…。

で、間に合わなかった時のプランB、

06:34 品川駅 JR新幹線ひかり501号
07:07 小田原駅 小田急小田原線急行・新宿行
07:20 新松田駅 徒歩
07:23 松田駅 JR御殿場線・沼津行
07:55 御殿場駅

で向かいました。

JR御殿場線の車内で合流。でも元同僚のymkさんも遅刻で5合目に遅れて直接向かうとのこと。

天気は快晴で雨も降らないようなので最高の気候かも。重いので一眼レフは持っていかず。壊しそうで怖いし。その代わりコンデジとトイカメラを持って行く。って2台…。

須走口5合目の小屋で気圧に慣れるため1時間の休憩。ペットボトルの値段は200円。きのこうどんが900円だったかな?
ymkさん合流で出発。すぐに疲れてきますがまだまだ急ではない斜面。6合目か7合目の時点で列はバラバラに。ペットボトルの値段は450円ぐらいだったかな?どんどんね上がっていきます。

Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807

さらに山小屋ではそこで買ったペットボトルじゃないと捨ててはいけないのです。
まぁ分かりますが。
そこで買ったので下から持ってきた既に空のペットボトル引きとってもらえませんか?と聞いてもだめ。
なので空のポカリのボトルにそこで買ったペプシを詰め替えてペプシのボトルを引きとってもらいました。
買った人が既に空のを捨てるのはこれと同じことなのにな…。

Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807
hsgさんymkさんと小生の3人がトップを登っている模様。17時にはどこにいても下山を開始しないと帰りのバスに間に合わない。でも3人は山頂まで後少しだし、少しぐらい遅れても下山で挽回できるかも?あるいはバスに間に合わなくても御殿場でどっか泊まる覚悟で山頂アタックすることに。
Fuji tozan 100807

Fuji tozan 100807
Fuji tozan 100807

8合目ぐらいまで来ると、息切れがハンパない。
ちょっと歩くと尋常じゃないくらいのゼェゼェ息切れ。高山トレーニング!ちょっと歩いてはちょっと休みを繰り返す。9合目ぐらいまで来るともう山頂がみえてきます。

ここまでは上はTシャツで来ました。ちょっと肌寒いくらいででも歩き始めると汗まみれで暑いし、休憩すると涼しいので丁度いいくらいだったのですが。さすがにこの辺で寒くてつらい感じ。雨具を出して着る。

一応その下に着るようにフリースも持ってきたのですがそれはいらないぐらい。とにかく雨具を着ると暖かくて気持ちが良い。
この辺でクライマーズ・ハイというかアドレナリン出まくり!もう山頂が目の前に見えているので。

なんか疲れが大分取れて最後の山頂アタック。そんで山頂着いた!
お鉢巡り(山頂を1周すること。所要時間1時間)なんか勿論する時間無し!てか記念写真撮る程度で下山開始です。

でも山頂には雪が残っていました。

Fuji tozan 100807
↑右下の影は富士山の影です。

hsgさんが一番元気でバスの時間に間に合うよう先に行ってもらいました。半分走っているように見えるぐらい早い!あっという間に見えなくなった…。小生は疲れと靴がスニーカーで砂利で滑りまくるのでめちゃ遅いのです。

さらにymkさんにも先に行ってもらいました…。彼もあっという間に見えなくなった…。そうこうしてる内に夕方、と思いきや一瞬で真っ暗に。ヘッドランプ付けて歩きはじめました。

ymkさんはヘッドランプ持ってきてないと行ってたので大丈夫かな?と思ってたら途中の山小屋で買ったそうです。1500円、って結構安くない?山小屋価格にしては?

帰りの下山道は楽々!とか色んなHPに書いてありますが、自分にとっては地獄というか悪夢的な体験でした。

真っ暗な中延々とまっすぐ続く下山道。もちろん灯りなんか全く無いので完全な暗闇。
頼れるのはヘッドランプの灯りのみ。で砂というか砂利の下山道はかなりつらい。

前後に似たような人が下山しているのですがお互いつかず離れずの微妙な距離。
何時間かかったか時間感覚も全く無し。取りあえずメールでバスに間に合わないので先に帰ってと伝えますが、携帯の電池も微妙な残量に。

携帯について:

富士山ではパケット通信よりも通話の方が快適でよく繋がるようです。とくにパケット通信はDLはまだましですが、ULは相当制限かけてるような気が。また電池の消耗が普段より早いです。なので気軽に使っているといざ、という危険なときにやばいかもです。電池パック持っていったほうがよいかも。

途中の山小屋の態度にむかつく。

これは前回通りですね。まぁあんな環境で朝から晩まで働き通しでさらに競争が無いのでそーなるよね。勿論全部の山小屋がそうじゃないですが。

もうすでに黄泉の世界にいるんじゃないかってぐらい延々とまっすぐな道を下り続けようやく曲がり道が。さらに下山道は木の根だらけでめちゃくちゃ歩きづらくなってきます。

下山道の横に登山道が見えるのですが御来光アタックの人の列が見え始めます。この時間からこれだけの列でさらに他の登山口から、さらに山小屋宿泊の人が深夜一斉にアタック開始なので御来光はメチャ混みます。

その辺りで付かず離れず歩いていた小生前方のカップルが止まっていて、ライトの電池が切れてしまったので一緒に行ってもらえませんか?と。

一緒に行きましょう、ということで歩き始めたのですが小生が先がいいのか後が歩きやすいのか色々試した結果、小生が前の方が歩きやすいらしい。道が狭いので横に並んでは歩けないので。

雑談をしながら歩きます。どこから来たんですか?とか。小さな祠というかお宮が見えてきて、もうここまで来れば5合目はすぐだー!と盛り上がる。

5合目直前で大声が聞こえる。喧嘩しているらしい。
シルエットが明らかに登山者ではないラフな格好で酔っ払っている模様。べらんめえ口調で映画アウトレイジのヤクザ以上の口調なので何言っているかよく分からない。

カップルの女性が怖がっていましたが、これだけ登山者がすれ違っていったので、大丈夫なんじゃないすか?と言うとやや安心。口喧嘩だけなのですが、相手の道を塞いでビーバップハイスクール並みのガンつけで一触即発のギリギリ直前、なのでそ~っと横を素通り。真っ暗な中であれだけ歩いてきて疲労困憊MAXでカップルの女性ビビっているので、もうワケ分からん状態でした。

ようやく5合目についたのは9時半ぐらいだったかな?取りあえずグッタリと座って休憩。

山小屋は既に閉店ですが食堂に一部灯りが点いていて店員がいたのでタクシーを呼んでもらおうと思ったら、駐車場にいっぱいいるよと。

タクシーに乗車して御殿場の宿泊できる温泉に(mn隊長にちょっと前に携帯メールで送ってもらった)。
この時間でも泊まれるはずだし御殿場までは6~7千円ぐらいかなーというのでそこに行ってというと、さっきもそこに送ってきたところだと運転手。一応電車の時間を聞くと御殿場線は間に合わないけど小田急だと終電間に合うかもと。無線でセンターに問い合わせてもらったら新宿行きの終電に間に合うので新松田に向かってもらう。1万3千円ぐらいかかるとのこと。

運転手によくあそこで客待ちするんですか?と聞くと大きいからね~と。御殿場、新松田でも大きいけど、クレジットカードが使えるのでたまに東京行きもあると!そりゃもうちょっと遅い時間で電車無くてもっと疲労困憊だったら…ね…。
小田急に乗ってから気づいたのですが、山頂で着た雨具を着たままだった。周りの人は浴衣とか短パンTシャツなのに…。その格好にここまで気づかないぐらいの疲労感。雨具脱いだら自分史上ほぼ最高に近い汗臭さ。(それに匹敵するのは学生時代の放浪旅行の時か)

てな感じで帰りました。今は日曜夜ですが筋肉痛がひどく歩行困難です。さらに腕が日焼けでかなり痛いです。

そうそう忘れないようにメモ。

ストック兼一脚を買って持っていったのですが、前日朝に雲台部分がポッキリと折れ一脚としては使用不可に。ストックとしては問題無く使用できるが。構造上修理も不可。残念だが一脚として使用時に折れたらカメラが…と考え納得。アマゾンで45%OFFぐらいで3500円ぐらいだったので安物買いの銭失い、かでもストックとしても安いし。やっぱ一脚は高い品はめちゃ高い数万円のものがあるからなと納得…。

教訓:

己の体力無いのを自覚せよ
登山靴必須
ストック必須
 ストック兼一脚の安物は一脚としては問題あるかも
昼の日帰りでもヘッドライト必須
ペットボトル詰め替え
現金多めに
携帯の電池パックを所持せよ
ヘッドランプの予備電池の所持
下山・帰宅はプランBのプランBを用意せよ?

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