映画:ジャッカルの日

映画:ジャッカルの日、鑑賞。もう何回観たか分からない程ですが…。
スパイ、エスピオナージュ小説の大家フレデリック・フォーサイスの小説が原作

『 ジャッカルの日(The Day of the Jackal) 』 予告編 trailer 1973.

フレデリック・フォーサイス原作、映画化では他に「戦争の犬たち」も好きです。

映画「戦争の犬たち」について触れた自分のブログは下記です。
映画:戦争の犬たち

下記はAmazon。
戦争の犬たち 原作小説
戦争の犬たち 映画

戦争の犬たちでは、主演のクリストファー・ウォーケンが渋過ぎ!普通に冷蔵庫の中に拳銃を隠してるような生活…。
「戦争の犬たち」もオススメの映画です!

ほんで本作、「ジャッカルの日」ですが。

パット見「ジャッカルの」に空目してしまう人もいるかもですが…。
英語版のポスターではより目と空目した人多数…

理由は本記事の最下部に…。
それはさておき…。

■製作: 1973 イギリス/フランス
時間: 142 分
【ストーリー】
1960年代のフランス、ドゴール政権に不満を持つ秘密軍事組織OASは大統領暗殺を目論むが、ことごとく失敗に終わってしまう。
そこでOASは最後の手段として、凄腕の殺し屋ジャッカル(エドワード・フォックス)にド・ゴール暗殺を依頼する―。
実在する大統領の暗殺を描いた、フレデリック・フォーサイスの傑作小説を映画化。狙う側と狙われる側、双方のストイックな闘いが淡々と描かれる。
ドキュメンタリータッチの演出もあいまって、観る者の目をくぎ付けにする、サスペンス映画の最高峰!

ブルース・ウィリス主演のリメイク版は銃器のコントロールやスナイプが現代化されてるだけでイマイチですっ!
っていうのをLAで観た記憶…。
何よりも良いのが主演の俳優が無名かつまぁまぁイケメン?で普通に居そうな所。大柄でも筋肉質にも見えない、普通な人…。

でも格闘接近戦とかではでも一瞬で人を殺せる…。ってとこがまたカッコいい。
OASとの暗殺の報償金の交渉シーンも良い。成功しても一生逃げる生活になるからそれくらい掛かると。
コードネームは「ジャッカル」。
そしてパリをゆっくりと視察するジャッカル。暗殺出来る場所を探して…。この辺ゴルゴっぽくていい。がこっちが元祖か?

写真撮影&パスポート偽装屋はあっさりと消すが。

銃器開発のスペシャリストは消さない…。

OASの幹部に言っていたようにワンショット、ワンキルで一生逃げ切らないと行けないので高額を要求したが。
闇銃器開発のスペシャリストにはその経緯と、殺したらヤバい事になる危険性が。

それくらい闇銃器製造屋の人カッコいい!

ゴルゴ13にも良く出てくる様な感じの人ね…。
ってこっちがオリジナル?だと思うけど?

メチャメチャ特殊なライフルのオーダー。でも銃器屋は冷静に…眼鏡を掛けて…。
距離は?対象は動いている?撃つのは胸か?頭か?
二発目のチャンスは有る?等と冷静に質問…。
弾頭も水銀弾がいいでしょう、と冷静にアドバイス。
フランスのこのご時世でのそのオーダーは…絶対にド・ゴール大統領が対象だって分かっている?けど口に出さない感じ?

超プロフェッショナル!

この感じがイイ!スペシャリスト同士しか分かり合えない会話ね…。

でその特殊ライフルを受領後。

田舎に行ってその特殊なライフルの照準の調整の所とかプロフェッショナル過ぎてかっこいい!
スイカに顔の絵を描いているのですが。
政府側はとにかくがんばって。謎の暗殺者がド・ゴール大統領を狙ってる、ってとこまでは掴んだけどそれ以外は一切謎で政府は手出し出来ない…。
で、閣僚は色々考えた挙げ句。これはマンハントだと。てことは警察にベストな刑事、ハンターは?ってことでベストなルベル警視が閣僚に招集されます。
喋りも見た目も朴訥な凡人のオジサン…。に見えますが!

フランスが舞台なんですがほぼ全編英語。だけどクイーンズイングリッシュかな?不自然感は無いね、なのはオラが日本人だから?

また今見るとすごい古いフランス車とかフランスの風景とか、閣僚会議の凄い豪勢な施設のロケとか凄い良い味わいでイイよ!
そして警察が範囲を狭めて追い詰めて、そしてそこからジャッカルは脱出して、の繰り返し!
この包囲網、ギリギリの脱出、の繰り返しはスリル満載でいい!
あと古い作品だからネタバレじゃないと思うので書いちゃうけど。
ルベル警視が「朝、録音された会話です」って閣僚に聞かせんるんだけど…。
議長が「何でそれが分かったんだ?」と聞くと…。

#####と…。

あとパリ中心部に潜入成功して…。
あるお宅である人と一緒に居ますが…そこにTVでの報道…、そして近寄っていくジャッカル…。

で、ド・ゴール大統領は暗殺情報ぐらいでは民衆の前に立つ事を避けるような大統領じゃないので…。(これが閣僚皆んなを困らせる所なのですが)

記念日のシーンは実写と組み合わせていて迫力満載である!戦車、凱旋門、軍隊など本物なので。その記念日真っ最中の中でルベル警視が実際にジャッカルを探してうろつきまくるので!どうやってロケしたの?やっぱ映画の元祖の国のフランスでのフィルムコミッティー的な組織な強さ?

だってこの映画観たらパリに行きたくなる事満載なんでね!
ジャッカルの狙撃場所のアパートメントなんか観光名所になってそうだよ?

記念日のパレード、式典は徐々に進んでいく…。
いよいよ現れるジャッカル。

でもこれどうやってロケしてんるんだろ?
ド・ゴール大統領役の人と、軍隊とを写した後に、ジャッカルの潜んでいるアパートにフォーカスしてるんで…。

どゆこと??
そんでラストのバトルは…。
その超特製の銃器のお陰で…。
エンディングも非常に味わい深い…。
imdbに置いてあった予告編(2分)
https://www.imdb.com/video/vi2173370649?playlistId=tt0069947
トリビア:
https://www.imdb.com/title/tt0069947/mediaviewer/rm3967885824

このポスターのお陰で「The Day of the Jackal」がタイトルなのに多くの人が、「The Eye of the Jackal」だと思いこんでたとのこと。
Day → Eyeね。

The Liberation Day scenes were filmed at a real parade, with most spectators being unaware of a movie being shot. This caused a bit of confusion: many of the crowd mistook the arrests being filmed for real ones, and attempted to assist.

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