YouTubeと著作権

ysn氏のブログ、「著作権2.0」に反応して。
Cnet記事は、
YouTubeを使ったテレビ番組の『引用』の合法性に関する一考察
出典:CNET Japan July 21, 2006 07:41 AM
↑かな?
映像の引用の場合は事細かに決まってない、法律がない、判例がないというのが現状か。
動画どころか、静止画像ですら曖昧らしいです。小生の曖昧なググり探索によると、、、、。
JASRACと違って。
JASRACの場合はこのページに何から何まで料金体系が表示されてます。
そういえば、小生が着メロビジネスに関わっていた時も、事細かな決まりがあって面白かったな。
曰く、某超有名海外バンドの幾つかは着メロ化禁止とか。
(おそらく初期の着メロ、海外ではRingtone?での自分の曲を聴いてがっかりしたことによるのか?)
コピー不可での端末保存は幾らで、視聴のみなら安い(タダだったか?)ので視聴専用アプリを作ったりとか。
一番面白かったのが、、、、。
その着メロサイトの主催者は某ミュージシャンだったのですが。
自作楽曲をそのサイトで公開すると???
JASRACさんに手数料取られて結局自分に入ってくることに?
あと、携帯の機能向上で映像というかPVの配信が出来るようになっちゃったのでその際の使用料は?というのもその時点では明確な規定がなく、怖かったので出来なかった記憶。(今は整備されてんのかな?映像作家たちへの分配率は??)
とはいいつつ、JASRACは違法カラオケ撲滅やらここまでの体系を形作ったのは、それはそれで評価されるべきなのでしょう。でも組織内の内紛とかは、、、、ひどいので、、、、、。
でもミュージシャンその他権利者でJASRACに反発してる人も多いのも事実。
坂本龍一のメッセージ
高いし、価格根拠もいまいちだしね。
えーと、JASRAC以外にも著作権管理というか代行徴収みたいなことをやってくれる団体が他にもあったはず。
だが、法改正で取り合えず競争原理が見かけ上与えられただけで、JASRACと同様なことは出来ない規制があったはず、という記事かページが検索してもみつからない、というかめんどくさくなった。
テレビゲームは映画なのか?という著作権問題も以前ありましたね。そのときと同様、法律が整備されてないのが問題と思料。
現状のYouTubeのアップロード制限は、下記。
http://www.youtube.com/t/help_makevideo#upload08

Is there a limit to how much I can upload?
Currently, the only limit is 100MB and 10 minutes in length per video (there is no length limit for Director accounts). We don’t have any limit for the number of videos you can upload, and don’t foresee adding a ceiling anytime in the future. So get crankin’ and upload as many videos as you’d like―it’s more content for the whole YouTube community to enjoy!

ぢゃあ10分以下の番組、映画はどうなるのだ?という疑問が。
もちろん現状でもアップロードする際、YouTubeの画面では、

Do not upload copyrighted material for which you don’t own the rights or have permission from the owner.

って表示されてますがね、、、。
そんなの無視して行われてます。
とはいいつつも、P2Pへの音楽アップロード問題の際もRIAAとアップローダー達との壮絶なバトルがありましたが。(まだ継続中かな?)
偽装ファイルを大量にアップして嫌がらせするとか、見せしめ訴訟とか、、、、。
というところに割り込んできたのがApple iTMSってことかな?
本物の権利クリアな音源がP2Pソフトでごにょごにょとめんどくさい事しないで、お手軽な値段で?
そしてそして、iTMSのビデオは既に米国ではテレビ番組が有料で落とせるようになっているのですよ。
人気番組「サバイバー」、iTMSに登場
出典:ITmedia 2006年06月09日 08時08分
おおっ、さすがさすがのJobsさんっ!抜かりねぇッス。
でも、「価格は1話当たり1.99ドル」は高いかな?レンタル料金と比較すると。でもお手軽さが?いやいや「ぽすれん」みたいなサーヴィスと比較しても、、、、。
あと、米ではRIAAに反発して音源公開したミュージシャンもいたはず。実際そのほうがCDの売り上げ上がったんじゃなかったかな?
さふいへば、先日のエントリで触れたgubaですが、ここは映画も見れますね。価格体系いろいろありますが。購入(ダウンロードのことかな?DRMはどーなってんのかな?)は高いな。普通に$19.99か。1 day rentalは安い。$2.99。
画質音質がよく分からんので、よく分からんネ。
YouTubeでも現状の画質、音質では元のブツを買うプロモの役割もあると思うよ。
さぁ、そこで問題です。高画質、高音質のYouTubeがパソコンのスペックも回線のスペックも問題なく行えるようになるのは目に見えてますよね?
どうしたらいいんでしょう?
DRMでがんばる?でもブッコ抜きはイタチごっこなんじゃないの?DVDも普通にブッコ抜けるしね。あ、普通じゃないかも?
さぁてねぇ~♪結局Jobsさんなのかなぁ?
わからんちん。
例によって、とりとめなくてスマン。
関連:
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出典:日経ビジネスオンライン* 2006年5月22日 月曜日
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出典:R0cK_80y-1vv4’5_8l05_t3mpl3
Posted by ivva at 2006年01月12日 00:41
↑元ネタは日経ビジネスです。

コメント

  1. ysn より:

    違和感があること。
    著作者でなく、メディアにありーいこーる著作権管理者が何もしていないのにもうけてることだね。

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