闇の貴族読了。
ピカレスク・ロマンと裏表紙にあります。それはそうなのですが…。
闇金から…暴力団をバックに付けてまでして…政財界をも支配するフィクサーにのし上がる…。
それはそれでピカレスク・ロマンなのですが。
それは前半。後半は…。この後半の展開にはくりびつぎやうてん!
メイソン、イルミナティ並みの巨大な陰謀論、巨大な陰謀機関が運営する世界に点在する暗殺者養成施設…。
それが延々と続いた後、日本のフィクサーの話に戻ってきます。
陰謀論は底が浅いのですが、養成施設や暗殺者の日常、行動様式などの細かな微に入り細を穿つ描写は結構好きです。
ハードボイルドですねぇ~。
この本と同時に最も危険な場所〈上〉を読書中です。
スティーブン・ハンターは昔読んでますね。今回は2年ぶり?
↓昔読んだやつ。
極大射程
ダーティホワイトボーイズ
ブラックライト
悪徳の都
クルドの暗殺者
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