読書 : 俺の旅

俺の旅―518日ニッポン縦断強制放浪、読了。
アマゾンで検索すると同名のアダルト雑誌があるので注意。本書はそれとは全く関係無い。だがややアダルティな内容含まれている。というのは、[雑誌]裏モノJAPANに連載されていたため。この雑誌はアダルトな特集も多いし、毎回冒頭がヌード企画なので引く人もいるやも。以前は古本屋で探しては蒐集していた。[雑誌]ラジオライフ的な面白さ、と言えば分かる人は分かるだろうか。知能犯、というと言い方悪いが。権力に挑戦、とまではいかないが知的に何でも攻略するスタンス、とでも言えるだろうか。この雑誌は先般の日記(ブックオフの宅本便にて58,000円ゲット!!!段ボール12箱分で。。。)の際に全て売り飛ばしたが、面白い記事についてはメモを取っていたのでいずれ書く予定。

追記 : 091003 書きました
読書 : [雑誌]裏モノJAPAN

という雑誌で連載されていた企画。旅のルールは下記のサイト様より孫引き引用。

俺の旅 和田虫象 鉄人社日々是日常。
①旅の基本ルートは北海道から沖縄への南下。ただし、一度行った場所へ戻ることもできる。
②スタート時の所持金は編集部からもらった20万。いつでも自由に使っていい金だが、以後は一切援助がなく、自給自足で生活していく。
③毎月振り込まれる原稿料は使わない。そのため、銀行通帳やカードの類は編集部に預けていく。
④旅行中は何があっても東京へは戻らない。
⑤携帯するパソコンは編集部からの支給で、原稿、写真等はメールで送る。
⑥期間は1年以上の予定。
⑦移動手段は何でもアリ。ただし、一度も行ったことのない土地へ飛行機を使うのはナシ。(P.19)

電波少年的と取られるかもしれないが、それよりももっとオープンに著者の赴くままに書かれている。ルールは上記のように厳しいがかなり自由意思で行動しているのが良い。一人旅の気ままさ、辛さが伝わってくる。
バイト、資金難でコジ…えーとホームレス、ナンパから風俗など何でも明け透け。だが一番面白いのは人との出会いである。かなり風変わりな人と多く出会っており面白エピソード多数。良い目に遭ったりひどい目に遭ったり…そしてさらに本格的に恐ろしい目に遭ったり。このようなキッツい旅中では優しい人との出会いは本当に救いだ。
あと女性関係の箇所とか食えなくて大変だったりとか。人間ってこんなもん。本能ってこんなもん。と思った…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました