イーグル・アイ、鑑賞。
イントロは秀逸。後半は矛盾でダレていく。
導入部分はかなり良く出来ている。自分の惨めな境遇、家族不和、いきなり口座に大金が!そして電話からの謎の命令。
何故だか分かんないまま巻き込まれていく、というと思い当たるのはヒッチコックの北北西に進路を取れ(リンク先ではややネタバレしてるので注意)、だと思うのですが。あれは巻き込まれ型映画?としてはほとんど究極型なのですが…。
本作は北北西…とは違って敵とか目的は[マクガフィンではなく最後にはきちんと明らかになります]。
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上記の伏字は北北西…のための伏字です。決して本作のためではなく。読んじゃうと本作のネタバレにもなりますが、本作はもうどうでも良いのです。北北西…を見てない人は読んじゃ駄目ですよ。北北西…はなーんにも事前情報を知らないで見るべき良い映画なので。って超有名な古典なので難しいですかね…。
そして本作は北北西…とは違って…(伏字部分のように)そうなりますけどさぁ…。
後半は残念な矛盾だらけ。ネタバレかも?だけど書いちゃうけど敵の形があんまりです。それに認証システム甘過ぎですって、とコンピュータが映画に登場する時の矛盾集のページがどっかにあったと思うのですが。
あとご都合主義的な展開が幾つもあってダレてきました。所謂ハリウッド的結末に持ってこうとする流れ。導入が秀逸なだけに残念です。
むしろ北北西に進路を取れ、を借りに行って観た方が良いでしょう。
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