iBooks以降に起きて欲しいこと

iTunes以前はアルバムを買うか、またはシングルを買うかという選択しかなかった。アルバムの中のある1曲だけを買うことは出来なかった。そしてiTunes以降はアルバム内の曲を試聴して好みの曲だけを買うことができるようになった。
iBooksでもiTunesのようにの本を細分化して買うことはできないだろうか?本という例は余り適当じゃないな…。あぁ、というか雑誌の中のある特集だけを買えないだろうか?ってことね。
おらの場合雑誌なんて大抵ある特集だけが読みたくて買うことがほとんどなので。
とはいっても雑誌は1冊500円~1000円なのでその中のコーナーやら特集を細分化してバラ売りしたとすると150円以下の金額になってしまい儲けは少なくなってしまうだろう…。ライターへの収入はさらに少なくなってしまうことになりそうだ。
するとどういうことが起こるか。というか起こって欲しいか。
人気特集を書ける実力を持ったライターが雑誌、出版社を通さず直接iBooksで自分雑誌を創刊できるようになる、というかなって欲しい。
詳しくは知らないが現在の雑誌ライターへの報酬はページ単価で数千円とか数万円とかとても週刊ベースでは生活を立てられないものだと聞く。(人気、または知名度のあるライターは別だろうが)
人気、知名度は評価されてはいないが確実に購買するユーザ数が見込める均衡点にいるようなライターがポコポコiBooksに進出してくれないだろうか?
ホリエモンが有料メルマガをスタートしたようなのですが、彼なんか真っ先にiBooksでいろいろ出して欲しい。
あるいは著名ブロガーがiBooksで出版に移っていって収入も見込めるようだと、ライター、文筆家、著述家業界?なんていうかよく分からないけどこの辺にパラダイムシフトが起きそうな気がする。
・著名ブロガーの書く無料で濃いブログ
・紙雑誌のライターで安い報酬に苦労しているけどすごい良い連載
・漫画(結局iBooksで漫画ってどうなったの?)
  →Kindleでは漫画あるようです。下記で詳しくまとまっています。
  →日本初?の Kindle マンガが登場 – うめ「青空ファインダーロック」08th Grade Syndrome
・思いつかないけどetc…
この辺の人達がこの際もう出版社なんか無視して冒険しはじめないかな…。
とはいってもiTunesでレコード会社を通さず個人出版で儲けた例ってあるんでしょうか?
この辺あまり良く分からないな…。
でもiPhoneのアプリ系では個人開発で大儲けの人が出てきてるし、書物でもこういった動きが出てきて欲しい。
音楽と違ってテキストは検索が容易だと思うのでマニアックな内容でも超長い尻尾の先の先の極細の先っぽの超ニッチ分野のライターでも需要があるので高収入!とかになってくんないかな…。
そんでさらに音楽と違って本はスタジオとか機材とかはかからないので障壁は低いはず。(取材期間とか費用はかかるのでしょうが…音楽に比べたら…ね?)
この辺なんかちょっとしたきっかけさえあれば雪崩を打って電子出版ブームが起きる!てか起きないかね…。
あぁ、そんでクズ本だらけで取捨選択が必要と言うことで結局編集者が必要になる?
いや編集者とは違うか…。
あぁ、アマゾンのレコメンデーション…違うな…。
DJみたいな感じ?テキストジョッキー。TJだね。
いや、本のバーテンダーが一番しっくりくるか。ブックバーテンダー。
ってこの辺、音楽でも本でもネットではいろいろ失敗してるもんね…。良く知っている友達にあの本、というオススメはできるんだろうけど。
いやいやまだ本でやってないことがあるぞ。
本のPandoraだ!
Pandoraについては小生ブログのこちらに記事が。
そしてPandoraは日本からアクセス出来なくなってますな。
てかPandoraって結局成功してんのかな?アップルはPandora買収してiTunesのGeniusに組み込めばいいのに。そんで本のGeniusも膨大な本のデータを登録して。うーん妄想が止まらないな…。

まあ要するにiBooks以降だったらあの雑誌のあの人とか著名ブロガーのあの人の書く、こんな特集だったら幾らまで出すのになー、っていう個人的な妄想でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました