最高処刑責任者 上巻 (1) (新潮文庫 フ 42-7)、読了。
上下巻一気読みだった。
日本の家電メーカーの米営業法人勤務の米国人営業マンが主人公。自動車で事故ったことから元特殊部隊の自動車修理工場員と知り合いに。お互い全く文化が違うので会話も成り立たないレッカー車中。でもひょんなことから意気投合。
営業マンはノルマきつくて会社からはかなりのプレッシャー。家庭は一見幸福に見えるがちょっとした事情が。会社の警備員として元特殊部隊を推薦したらなんと就職に成功して同じ会社で働くことに。元特殊部隊員はこの恩は忘れない、といろいろサポートしてくれます。
元特殊部隊員はこのような警備員の職や警察などセキュリティ関係の職についていることが多く、またそのネットワークは強固。バディシステムじゃないけど。それを利用してライバル会社を蹴落とすことが出来るような情報を入手して営業マンのサポートを。
最初は喜んでいた営業マンでしたが徐々にサポートがエスカレートしていって…。
これと似たようなプロットの映画とか本はいっぱいあるよね。ひょんなことで知り合った人がサイコ系ストーリー、ってやつ?
脚本学校で習うところのB-4系ストーリー。うそですが。
日常に侵入してくる狂気系。良く出来てました。結末もスカッとカタルシスが効いてた。
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