読書:フォルトゥナの瞳

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)、読了。
久々の百田尚樹作品。面白かった。百田尚樹、初のSFと言えるのでは。主人公の孤独と恋愛が緻密に描かれていた。
SFとしても一級品。破綻してないと思う。
エピローグがまたいい。

内容紹介
幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装工として黙々と働くだけの日々を送っていた。だが突然「他人の死の運命」を視る力を手に入れ、生活は一変する。はじめて女性と愛し合うことを知った慎一郎の「死の迫る人を救いたい」という思いは、無情にも彼を窮地へと追いやり……。生死を賭けた衝撃のラストに心震える、愛と運命の物語。

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