雑誌:週刊SPA「再燃するアウトロー格闘技」の記事(チカカク)、とBreaking Down 5.5の感想と10人ニキについて

雑誌:週刊SPA「再燃するアウトロー格闘技」の記事、が読みたくて購入。
週刊SPA
例によって表紙はいつもの感じだすわ〜
週刊SPA
でも

  • 国会での追悼演説の記事
    • 国会での追悼演説ってものはそもそも何か?そして対立する党がスピーチするというのが一般的、という所から名演説多数だった過去の演説紹介など
  • 参院選のガーシー当選などのポピュリズム化の今後
  • 豪雨災害とローカル線
  • 漫画ゴーマニズム宣言の統一教会編の特別再掲載
    • 1993年6月掲載時のもの。漫画コマ枠外に著者コメントのみ本号用に追記されている。
    • 30年近く前の話だが状況は悪化しているかも。
    • 「ワイドショーはガンガン奴らの手口バラしてくれ!有田芳生がんばれよ!と30年も前の漫画内に書かれているが…
    • 枠外の著者コメントには「今騒いでたってマスコミは飽きる、大衆も飽きる」と。

などピリリと読ませる記事も。
読みたかったのは「再燃するアウトロー格闘技」の記事。
総合格闘家、朝倉未来選手主催のBreaking Downきっかけの記事で再燃し始めたムーブメントに違いないから。
でも記事内容は…朝倉未来選手のファンとしてはほとんど得るもの無かったかな…。
以前開催されてた元プロレスラーの前田日明主催の「THE OUTSIDER」(ジ・アウトサイダー)はキャッチコピーが
「不良達ヨ、覚醒セヨ」
で現役の暴走族やチーマー、ギャングなどが出場していたのですが。
今は開催してない…。
総合格闘家の朝倉未来、海の兄弟もアウトサイダー出身でプロに転じた
(未来選手は二階級制覇)
そもそもBreaking Downが生まれたキッカケは。
朝倉未来選手が漫画「刃牙」の著者との対談動画で。
ストリートファイトで最強は何だろう?という話になって…。
相撲?空手?ボクシング?柔道?
いやそもそもストリートなので着衣状態では?
もし投げが決まった時には地面がアスファルト、コンクリートなのでダメージは?
警察来るまでの時間は?
などの話題から盛り上がって。
1分1ラウンドのみだったらアマでもプロに勝てる可能性あるかも?って事で始まった大会。
普段は生配信はAbemaTVでPPVだけど毎回購入して観てた。
つい先日、YouTubeの生配信で「Breaking Down 5.5」があったばかり。
これはRIZINでいうランドマーク的な大会かな。10何試合組まれてデカいメインイベントの試合、という感じじゃなく、そういうのの間の期間に挟む小規模な大会。
5.5のメインは
「DJ社長 VS 10人ニキ」
全くもって何のことやらかもですが、最大の盛り上がりでした。
そしてDJ社長は負けたら「10人ニキ」のタトゥーを入れる、って事で試合会場に彫師もスタンバイ!
(ワケが分からん…)
しかもDJ社長の煽りで10人ニキも負けたら「DJ社長に負けた男」って入れ墨入れると!
その上、10人ニキが眉毛無くて全剃りになっているのも過去の動画を追って無いと全く意味不明…。
その上、DJ社長の提案で急遽のルール変更…。1分1ラウンドじゃなくて相手が沈むまでラウンド続けると!
1分1ラウンド、1分休憩で延々続けるルールに!判定無し!もうメチャクチャやがな!
そして結末も、もうワケが分からん!だが面白い!
そしてメインの前に開催された「2対2」の変則マッチ。これは海外の動画では結構あるらしい。
Breaking Down 5.5 試合
https://www.youtube.com/watch?v=lEtqy-JoADM

動画は無料で観れます。(流血多数、入れ墨も当たり前なので注意!)
41万5000人が生視聴!
過去の試合も朝倉未来チャンネルで観れます。
(生配信はPPVでしばらく経つとYouTubeで無料公開されるシステム)
「DJ社長」はレペゼン地球→Repezen FoxxのリーダーでYouTubeのカリスマなので説明は要らないかと思いますが。
で、「10人ニキ」は非常に説明難しいのですが…
オーディションで「武器を持った10人に勝った事がある」と言ってたのに試合では数秒で失神KO。
次の試合でも眼窩底骨折になるほどのダメージで負け。
他にも各種伝説を披露するのですが
(例:軟式ボールで150キロ出したとか、アパレル、新電力事業で失敗とか)。
それらの設定が微妙な上、突っ込まれると化けの皮が外れそうになるのですが、面白い切り返しと性格で今やYouTubeのカリスマに。
超人気YouTuberグループの「Fischer’s-フィッシャーズ」(登録者数759万人というグループYouTuberでは国内トップクラス)の「シルク」にそっくり、という言説がネットで超出回って。
「Fischer’s-フィッシャーズ」の動画にも出演!
【まぜるな危険】シルクロードと10人ニキで緊急対談
https://www.youtube.com/watch?v=540j2vIsfGI

(現時点で約157万回再生!)
フィッシャーズはさすがの企画力でかなり笑える動画になっています!
シルク曰く、朝倉選手とまだコラボしてないのに…その前に10人ニキとコラボなの?(笑)
また朝倉未来とのコラボで何回か動画出演に呼ばれるのですが毎回ホテル代、交通費を請求(宮城県在住らしい)。
朝倉選手も
「普通コラボ出来るだけで収支上メリット超あるはずなんですが、10人ニキだけ毎回きっちり請求してくんだよな〜(笑)」
あと何故か前回のBreaking Down 5では解説者席に座っていて解説してたり。
(たしか誰かの急遽の体調不良での代役だったかな?)
で、実際の解説では妙に大物風発言多数で笑い取ってたり。
でもそれが狙ってじゃなくて自然に。なので憎めない。
あ、あと今回の5.5では「10人ニキ」だけじゃなく、「醤油ニキ」とか「勾配ニキ」とかニックネーム多数で過去の試合追って無い人にはよくワケがわからないと思います…。
一応試合前に煽りVで紹介はあります。
「ニキ」はネット用語で「兄貴」の略。
つまり「10人ニキ」は武器持った10人を1人で倒した、って事で付いたニックネームです。
前回の5には女性も出場していたので「土木ネキ」とかが誕生していました。
あと「メガネ社長」は前回は社長同士の対決だったのですが。
見た目普通にメガネ掛けててメガネが似合っているインテリ社長風に見えるのですが、足立区出身のヤンキーで超有名らしい、という情報でメガネ社長自身も嘘って言われてる、って事で…。
煽りVで過去写真公開してたのですが…。
完全にヤバい、目がイッちゃってるヤンキーの写真でした。
それが今では経営者…で格闘技経験無いのに強いという…。
でも今回の個人的ベストバウトは2対2の信原空「勾配ニキ」だったかな。
前回のBreaking Down5では朝倉兄弟のマネージャー、宮島翔との対戦で。
宮島選手は朝倉兄弟の地元の先輩で入れ墨で、超やんちゃしてた伝説多数な上にキック経験者だったのに。
どんだけ殴られても前に出るというメチャ凄い、危ないスタイルだったのですが。
今回の2対2でも相手を殴り続け血まみれに…。
で、主催者のYUGOさんとか未来選手は2対1で相手を潰しに行く戦略、とかが見れるのかと思っていたら、ずっと1対1が並行で続くというちょっと予期してないバウトで。
でも皆、勾配ニキの方に注目してしまっていて、もう一方の方のバウトの印象が全然薄いという…。
そして普通に判定でも。「ジャッジ 〇〇、醤油ニキ」とか呼称しているので何か笑える…。

で、実際のSPAの記事ではアウトサイダーにもBreaking Downにも出てる瓜田さんなどがインタビューに答える感じで。
あとは現在も続いている「地下格闘技」とチカカク出身選手の紹介がチラッとぐらいかな。
地下核実験、じゃなくて「地下格闘技」は格闘技ファンは「チカカク」って呼称しているのですが。
説明難しいのですが…都内や地方のクラブとか格闘技ジムが全国各地で勝手に主催。
半グレ、ギャングの抗争をタイマンで決着付けるために主催された事も。
ルールもキック、MMAから地下っぽく超過激でヤバいルールの大会も…。
Breaking Down 第6回大会は11/03(木)開催決定。選手募集中。
https://breakingdown.jp/
下記は自分のブログでBreaking Downについて触れたもの。
総合格闘技、朝倉未来選手主催の1分間1ラウンドの格闘技大会「BreakingDown」で大活躍の安井飛馬選手が朝倉選手所属のトライフォース赤坂の所属になる!
https://ivva.info/blog/archives/2022/0325231506.html

BreakingDownを観戦したメモ:総合格闘家 朝倉未来選手企画のアマ1分1Rの格闘技大会
https://ivva.info/blog/archives/2021/0717224339.html

忘れない内にBreaking Downの観戦メモを書きたいのですがその前に小生の格闘技観戦歴のメモ
https://ivva.info/blog/archives/2021/0716190143.html

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