読書:虚の王

読書:虚の王
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馳 星周 (著)

2001年にも読んで下記のように感想メモ書いてますが。

https://ivva.info/pub/book/00016.html

Amazonの紹介文

十代の心の闇を描き出す傑作ノワール。

兄貴分の命令で、高校生がつくった売春組織の存在を探っていた覚醒剤の売人・新田隆弘。組織を仕切る渡辺栄司は色白の優男。だが隆弘が栄司の異質な狂気に触れたとき、破滅への扉が開かれた――。

主人公は元渋谷のチーマーの伝説だった新田。
(チーマー後半期の時代設定ね)

どんな危機でも暴力で伸し上がって来たが刑務所へ。
戻ってきたらしょぼいヤクザの兄分の配下へ。

栄司は高校生で色白で細身、美形。真面目に高校にも予備校にも通っているが。
その合間に女子高生売春組織を運営、支配している…。
(細かな連絡等はカリスマ女子高生?の希生に任せている)

栄司はとにかく冷静でどんな時にも心の動きが無い。ロジック?。
だからこそ、どんな残虐な暴力、死ぬ寸前の暴力にあっても心は動かない。

逆に、相手に対して暴力を振るう時はヤクザの新田が驚くほどの、相手が死んでもおかしくないほどの暴力を躊躇なく振るえる。

そして自分が暴力を振るわれる時も、感情が無い!「痛いよ」、とか言ってるが顔では表現しない!死ぬ寸前までの暴力を振るわれても冷静に考えている!

新田は栄司に売春組織を譲れと脅すが。

「いいよ」と…。

ここから恐ろしい描写、表現の連続。

隆弘、栄司、希生、潤子(希生の教師)がぐるぐると何か得体のしれない本能に巻き込まれていく…。4人の関係も途中からメチャクチャ。性的にも、暴力的にも。

そしてヤクザへ対抗するための辻褄合わせで危機一髪、の連続。

それでも予備校には通い続ける栄司…。

最後は…ストンと落ちるというか…。
言いませんが…。

読後感も味の悪いモヤり方で人を選ぶかと思います。嫌悪の局地か、あるいは私の様な人は?こういう終わり方は好きです。

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