映画:バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト、ご鑑賞。
久々に面白いDVDを見た。
SFでいうところの過去介入モノなのですが、ちょっと見たことも聞いたことも想像したこともない仕組みでのタイムトリップ(なのかなぁ?)。タイムパラドクスもうまいこと回避(なのかなぁ?)。
いわゆるSF的機器が登場するわけでもなくこれは新しいのでは?
そしてシナリオが非常に良く出来ています。この手のものは複雑になりがちなのですが、ギリギリの所。
見終わった後、あそこどうなってるの?なんで?と軽く議論が盛り上がる程度の複雑さで良いですよ。
しかもいろいろ考えさせられるし…。やり直すために過去に戻るたびに、あちらを立てるとこちらが立たず的で、そのために何回も戻るのですが。そのそれぞれの過去に象徴的なニュアンスが含まれてます。これが複雑な過去をそれぞれ際立たせていて分かりやすく良いです。
オープニングのシーン(未来時制のシーンがフラッシュ・フォワード)は最初唐突過ぎて全く意味を成しません。
それがようやく映画後半でビシっと決まるときは、なるほど感120%のカタルシス。なるほど~!謎が解けた~!的な快感。その病院を走る演技もなるほどそういう走りかぁ、そういう過去だからなぁとなるほど納得。
主演のアシュトン・カッチャーかっこいい。子役もうまかったです。
そして、この手のタイムパラドックスというか過去に戻ってやり直し系で思い出したのが…。
リプレイ (新潮文庫)という小説。これも現在の記憶を持ったままで何回も過去に戻ってやり直す系、の小説。これは非常に出来が良かったので何回か再読した記憶。
などと言ってる間にユーズドが安いので買ってしまった…。またやっちゃった…。
 

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