読書:モジュール化

モジュール化―新しい産業アーキテクチャの本質読了。約1年前にysn氏に薦められた本だが……。とっかかりがつらくて……。
ビジネスでの実践例が出てくる章になってようやく面白くなってきた。これ以上の具体的な手法はレファレンスでもある論文を当らないといけなさそうで、めんどくさそうで、思考停止。
実践例豊富に出てきて、ここまでバラしていいの?とか思うが全くはた違いの業界なんでこれくらいは漏らしてもいいという常識なんだろうね。
ソフトウェア開発者、生物学者(細胞学)、遺伝情報学とか関係の人とかそれらのどれかを齧った事のある人は分かりやすい内容かも。ユニット化というかオブジェクト指向というか。ま、それらの言葉で表せないので「モジュール化」となったのかも。あるいは売れんがためのキャッチーな言葉としての選択か?としたら失敗か?流行ったのこれ?>ysn氏。
最初の全体設計が難しいためリーダー論まで出てきます。初期設計の重要性というかAPI設計というか。(というのはソフトウェア関係からの視点・発想か?)。それらのビジネス版での優位性の検証とも言うべき内容。んでそれらがシナジー効果を生み上向きスパイラルで向上していかないと意味が無い。最後のパネルディスカッションでiモードの榎さんとキョウデンの会長のトークも面白かった。
ソフトウェア開発のモジュール化というのは、ちょっと「メタ」?とか思った。
P47の内容は特に理解可能であり、かつまた現状はもっとすごいことになっているので物足りなし。すごい実践例、会社が幾つもあるのだが、この本出版当時では無理な話だったのかも。

コメント

  1. ysn より:

    いろいろすっとばすけど原典の”デザインルール”をよんでください。

  2. ivva より:

    デザインルールっていうと色々あると思うけど、
    デザイン・ルール―モジュール化パワー
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492521453/
    ↑これのことかな?
    こっちの方が出版年新しいのね。翻訳の時期の違いかな?
    でも5,460円 (税込)は高いので貸してちょ。アマゾン中古でも在庫無しだったので……。

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