読書 : バトルランナー

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バックマン・ブックス〈1〉バトルランナー (扶桑社ミステリー)、読了。

昔スティーブン・キング作品を読み漁ってたとき発売され読んだのですが。最近再読した。
シュワちゃんの映画が有名ですが映画は最悪です…。

本書の舞台は究極のデストピア。呼吸すら安全にできないほど。
安全な呼吸用フィルタマスクを買うにはとてつもない金がかかる超格差社会。
革命が起きないようにテレビ番組が民衆のガス抜きを行ってます。
身体欠損、または命を懸けて大金を目指す番組。
そんな救いがない近未来のアメリカ。

主人公が出演したのは全米の視聴者を敵に回して逃げ回る番組。
果たして成功するのか?

ルサンチマンというか革命への欲望が延々独白される箇所はかなり迫力有り。

本書はキングが自分の知名度とか名前だけで作品が売れちゃうことを嫌って別名義で出版。
でもあちこちの描写のリアルさとか細かさっぷりがどう見ても読んでもキング作品。
結局キングが著者だってばれちゃったのですが。
各章の名前が数字で100から0までカウントダウンしていきます。これが高揚感を煽っていて良いです。