オープン・ユア・アイズ、鑑賞。
バニラ・スカイって原作のほとんど完コピだったのね。こんなにまで完コピだとは思わなんだ。シノプシスのみで演出はかなり違います。ハリウッドの方がさすがに大規模。トム君の映画だし。
バニラ…を見たときは、

バニラ…はオープン…の劣化コピー作だとか何だとか言われてますが

とか書きましたが、小生はどっちかというとバニラ・スカイの方が好きかも。音楽とかがぴったりはまっているし。それに友人や主人公の人物描写はバニラ・スカイが優っている、と思う。バニラと違って共同経営者達は一切登場しません。会社の描写も無し。
てことは何が挿入されて何が削られたんだろう…。
オープン～だと最後にあの会社の人がいきなりでてきちゃいますが、バニラ～だとまずはテックサポート。バニラの方がSFチックかつネタバレしにくいかと。
音楽ネタとかもオープン～には全く無いのね。音楽ネタがあるおかげでバニラ～は凄まじくドラマチック！特にビーチ・ボーイズのGood vibrationの曲の所は曲の途中でエフェクトが掛かるところは本当に劇的な展開です。
それにバニラ・スカイという題名も効いてるしね。
ペネロペ・クルスは両作とも出演です。オープン～と変わらずにかわゆいのは同じ！
あとやっぱりバニラ～のタイムズスクエアのシーンは圧倒的だしね。１９９７年の映画か。
バニラ・スカイのエントリでも書きましたが、バニラ～はオーディオ・コメンタリーでも観ました。監督が語っています。画面のあちこちに細かな謎を仕掛けたとのこと。逆に監督が意図していないものまでマニアなファンが勝手に発見しちゃう、と。オーディオ・コメンタリーではここは意図してないけどマニアが勝手に意味を解釈して世界を広げてたり。ここは意図して作為的にこうした、などの解説が楽しい。
タイムズスクエアのロケについても語っています。