読書 : PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>
まぁ最早余程のファンじゃないと読んでないかと思われるIWGPの10作目。とかいうと批判的な感じでさぞかしつまらないのか?とか思われるかもしれませんが、おいらずっぽしのファンなので本作も楽しく読めたよ。
それぞれの編は相変わらずバラエティに飛んでいて全く違う問題を取り上げているのですが、どれも見事に若者の今を切り取っている…ような気がする…。
「データBOXの蜘蛛」
携帯電話を落としたエリートがそのデータで脅迫される。携帯電話が現代の何か色々を象徴。
「鬼子母神ランダウン」
自転車事故の犯人を探すために張り込み。ひょんなことで手がかりが。池袋のキング、タカシの恋も。
「北口アイドル・アンダーグラウンド」
地下アイドルは大変な仕事。30過ぎたらさらに大変。でも彼女にはストリートワイズがあった。
「PRIDE」
暴行被害者のトラウマ。加害者を捕まえろ。マコトの恋。そしてタカシとの意味深な会話はIWGPがついに…。
テンションの低下は否めないが…でも10作目にしてこの佳作っぷりだったので次作も出たら買っちゃうんでしょうね…ファンは…ファンのおらも…。

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