映画 : ロッキー5

ロッキー5(1990年)を鑑賞。

前作の4ではソ連のボクサー「ドラゴ」との試合。
5はその後からでロッキーは引退してます。
でも騙されて破産…。ミッキーのジムを復活させジム経営に乗り出すロッキー。

そこに弟子入り志願の新人ボクサーが来ます。お互い無一文なので新人君はロッキー宅に滞在。弟子ばっかりにかまけているので実の息子が反抗しちゃいます。新人君はボクサーとしていい資質を持っていてメキメキとランキング上昇。そしてそこに言い寄ってくる数多の欲望の甘い罠…。そして教え子に裏切られちゃうロッキー。最後はなんと路上で大喧嘩。と文字にしちゃうととんでもないB級ストーリーみたいだよなー。

クライマックスの路上マッチはまさかまさか路上で喧嘩しちゃうの?とか思っているとあれよあれよという間に大喧嘩でTV生中継されちゃう、っつー大騒ぎに。

というに大混沌のまま終劇、というのが後味が良い。と感じるのはおいらみたいなロッキーファンだけかもしれんな…。
でも人間ドラマが非常に濃度高く描かれていると思います。

(ドラマ濃度でいうと、5作目<1作目=6作目という感じかな。)
弟子と息子、強欲と清貧、有名と無名、それらの対立構造、対立する感情が絡まり合ってラストに一気になだれ込みます。
で、本作で最後なはずが次作(6作品目)が出来ちゃってそれがまた傑作なんだからすごいなー。
色々調べると本作は公開後メチャクチャ酷評されたらしいね…。

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