漫画:大東京ビンボーマニュアル、読了。
なんでこの漫画を思い出したかと言うと、深夜の漫画ネタの番組で紹介されてたからです。下記の番組です。この番組は面白いので毎回録画して観ています。
川島・山内のマンガ沼|読売テレビ
https://www.ytv.co.jp/manganuma/
大東京ビンボーマニュアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
概要
東京は杉並区のとある住宅街に建つボロアパート「平和荘」に住む青年「コースケ」と、そのまわりの人達の交流を描いた作品。バブル時代を背景としている。ストーリーは貧乏なりに生活を楽しむコースケとその周囲の、季節感を織り込んだ日常スケッチがメインとなる。
作中に登場する店舗、施設は実名だが、2011年の復刊時にはほとんどが現存していないため、コマ外にその旨の注釈が書かれている。
作者は小津安二郎の映画「東京物語」に影響を受けたと言っており、作品描写における空気感を重視していると、インタビューで語っている。
1986年にモーニングに連載だからギリ連載読んでた可能性ありますが、多分単行本で読んでた記憶。
で、番組だと麒麟の川島がアンパンを温めて食べるエピソードを番組で再現してた。が、川島はリアルタイム世代じゃないはずだが何でこんなマニアックな漫画知ってて、しかも番組で取り上げたんだろう?
でもそれくらい面白い漫画です。
で、「ビンボー」言うからにはどれくらい貧乏なのかと言うと…。1986年の東京でもこれは凄い!てな感じの貧乏具合です!
- 風呂無し、共同便所、共同キッチン、自室にはガス台無し
- なので料理は電気ポットでこなす…
- カップが一つしか無い。なのでコーヒー、味噌汁、歯磨きも共用。彼女が来る時は隣の学生にコップを借りる…
- 机も最初は無し(後にコタツを入手)
- 大学卒業後、そのまま貧乏生活を敢えて継続してるっぽい
- シャケ弁は豪盛で控えていてのり弁
ていう感じなのですが、悲惨な感じでは無く、貧乏、無頼を楽しんでいて、敢えてエンジョイしている。
大家さんや近所付き合いもメチャリアルなエピソード多数(リアルだったらしい…が詳細不明)。
近所付き合いの中で何となく飯が食えたりする。
好きなエピソードは…一杯あるので困りますが。雨宿りで鯛焼き屋の軒下に入るが一匹70円、所持金50円で買えず…。同様に入ってきた貧乏学生は20円持っていたので共同出資?で一匹買って分け合って食べる…。ってどんだけ貧乏やねん!
彼女も独特でいい雰囲気。こんな貧乏な主人公とほのぼのいい関係。
2021年の今、読み直すとかなりいい感じです。おすすめです。
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