漫画:レイド・オン・トーキョー、RAID ON TOKYO

漫画:RAID ON TOKYO 小林源文

ソ連時代の話。日米安保破棄は現状では有り得ないと思うが、防衛のみの自衛隊の為に米軍がどこまで参戦してくれるか。
ウクライナ等を考えると怪しく思えてくる。

ヤルタ会談→マルタ会談の次の会談?で米の防衛ラインが引き下げられる可能性も0じゃない。
その点台湾は半導体を武器に米国による防衛を上手く引き出しているとも言える。

TSMCの米国での工場設立は半導体のスペック的には時代遅れになる事が分かっている上での設立、なはず。
ペロシ氏の訪台も時期を見据えた戦略かと。

本作は新潟にソ連軍が上陸。先行の特殊部隊は首都奪取の為に霞が関を。
後書きにもあるが新潟上陸は荒唐無稽ではなく有り得る選択肢かも?

日本の親ソ政権は自衛隊にクーデターの恐れ有りと言って警察による自衛隊の監視を。
自衛隊は弾薬も燃料も一斉斉射で数日も持たない、という所からどうやって?

Q号指令の発動(Q号計画というのは恐らく自衛隊幹部により立案された秘密防衛計画の事をモデルにしてるのかと。実際に幹部隊員が処分された?この辺ググってもよく分からなかった…)

三矢研究
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%9F%A2%E7%A0%94%E7%A9%B6

上記が近いのかな?
最悪の場合、関越トンネルを自衛隊によって爆破しないと…。

主人公は会計課で電卓しか触ってないのだが小隊を率いて最前線に。

その他のキャラは統幕議長と統幕幹部。習志野の空挺団による都市戦闘。戦闘機のパイロット。潜水艦。などが交錯して描かれている。

荒唐無稽感もありますが妙なリアルさもあります。

弾薬の配布には○○と○○の書類に○○の許可が…とかね。

下記の「宣戦布告」にも通ずる内容かも。

「宣戦布告」の自分の感想
敦賀半島に北朝鮮潜水艦が漂泊。警察、自衛隊のエスピオナージュ。文芸春秋のレポートを元に書かれたらしいが朝日新聞も一時期特集を組んでいたと記憶。有事立法の件で。この小説も官庁同士の馬鹿馬鹿しい政争でどんどん悪化していく事態。でもそれがリアルで面白い。上巻の図が機動隊配置図と警察組織図。下巻が自衛隊配置図と自衛隊組織図。なるほどね。

加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫) 文庫
原子力発電所が並ぶ敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着した。対戦車ロケット砲で武装した特殊部隊11名が密かに上陸、逃走する。彼らの目的は何か? 未曾有の事態に政府はなす術を失い、責任のなすり合いに終始する。砂上の楼閣のごとき日本の危機管理を問うベストセラーに、最新情報を盛り込んだ完全版!

最新軍事情報満載! ベストセラー小説。

朝鮮半島からの武装兵が上陸した! 他国の侵略に対し、あまりにも無防備な日本。
警告ではない! 真実だ!

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参考:
読書:邦人奪還: 自衛隊特殊部隊が動くとき
https://ivva.info/blog/archives/2020/1007214549.html

宣戦布告
https://ivva.info/pub/book/00044.html

ZERO
https://ivva.info/pub/book/00026.html

読書:瀕死のライオン
https://ivva.info/blog/archives/2006/1002001704.html

漫画:RAID ON TOKYO 小林源文
ソ連侵攻!自衛隊は日本を守りきれるか?
新連立政権が掲げた日米安保破棄にはじまった、極東ソ連軍の日本上陸作戦。混沌とした政治状況の中、予備的な出撃を余儀なくされた自衛隊は圧倒的なソ連軍の前に次々に倒れてゆく。
日ソ融和条約という名を借りた日本占領計画。ついに新潟に上陸したソ連軍機甲師団は一路、首都東京を目指す。
日本の独立と民主政治を守るため、ついに自衛隊は超法規的行動を開始する。国からの支援もなく孤立する自衛隊。はたして彼らは日本を守り抜くことが出来るのか?
航空自衛隊F-2とソ連主力戦闘機Su-33のダイナミックな空中戦、T-80を伴う強大な打撃力に立ち向かう陸上自衛隊兵士達の死闘、海上では海自潜水艦隊とソ連艦隊が激しく交差する。
東西冷戦を背景に描き起こされた小林源文が描く戦場劇画の傑作が、新たに12ページの新作を追加しついに復刊。

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