読書:マネー・ボール

遅まきながら……。ようやくマネー・ボール読了。日本語版が出る前に英語版を買うほど注目してたのに……。あ、英語版はもちろん数ページで挫折。だって打点がRBIとか始まっちゃうんだよ!電子辞書でも物足りんわ!
トホホ。そして今頃……。途中まで読んでたんだけど、ysn氏によりミーティング時の課題図書として指定されたので慌てて読みました。(ミーティング、別名:飲み会)
実は著者のマイケル・ルイスの本は他にも読んだことがあり、元シリコン・グラフィクスでネットスケープ社に大投資した、ジム・クラークについてのルポ、ニュー・ニュー・シングとか、著者自身が就職したソロモンブラザーズでのことを綴った、ライアーズ・ポーカー―ウォール街は巨大な幼稚園なども非常に面白かったです。
ネクストは積読状態……。
で、マネーボールについてですが、この面白さは拙者には表現不可能です。全てのビジネスマン、野球人は必読間違いなし、という陳腐な言葉しか思いつきません。おそらく、ほりえもんも三木谷も絶対に読んでいると思われます。
オークランド・アスレチクスは総年俸額最低なのに何故いい成績を残せたのか?打者の打点には意味が無く、出塁率、四球選択数に意味があるのは何故か?野球における盗塁、バントのリスクとリターン。高校生ルーキーと大学生ルーキーの違い。メジャーリーグのドラフトの裏側は権謀術数、政略謀略、欺瞞情報、がどれほど渦巻いているのか?
などなど、投資とリターンというビジネスの根本から野球の見かたまで180度(までいかないかな?)変わるぐらいのインパクトを持っています。
日本のプロ野球の古さ、そして野球解説者がどれだけ時代遅れなのかも確認できまっせ!。
まぁ、とにかく読んでよ~。ねぇ~。(-_-;)

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