読書:パンツをはいたサル

パンツをはいたサル―人間は、どういう生物読了。
めんどいので、感銘したとこだけ。
岸田秀の「共同体幻想」から神経症、精神分裂病、なぜバーの常連になりたがるのか、未開人の祝祭と近代人の価値観。
革命、私的幻想の集合、神経症の危機に直面したヒトの社会の蘇生。
ギャンブルと遊び、ロジェ・カイヨワの紹介したアルゼンチンの動物賭博(これはナイスアイディア!)。
ダホメ王国の小石の統計学と奴隷貿易、ダホメに対する西洋文明による植民地化の敗北。
タブー各種。
やはり昭和55年と古い感は否めませんが、面白かった。
とはいいつつも小生は行動生態学なんかを学生時代にちょびっとかじったので、上記の面白がり方は特殊かもの感。

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