デジタル: マイコン、ファミコン、ゲーセン。雑誌アスキー、ログイン、遊撃手、BNN(Bug News Network)、高校部活、大学時代の思い出です…。(漂流記かも…): その1

先日、Amazon Prime Video: デジタル・スーパースター列伝 闇の世界の超人たちという記事を書いて、小生の子供の頃を色々思い起こしました…。

ということで諸々ゲームマイコンパソコンファミコン、雑誌系の堂々巡り?地獄巡り?の思い出綴りを書いてみたいと思います。

まず最初の原記憶はゲームセンターですね。小学生低学年の頃から友達とゲーセンに入り浸る小生なのでした…。勿論学校では禁止されているし、不良共がたむろしている怖い場所だったのですが。余裕で入り浸っていました。そしてお金も全然無いのでひたすら上手なプレイヤーのプレイを後ろから覗き込むのみ。

その後、読書 : 新宿スペースインベーダー 昭和少年凸凹伝でも書きましたが、インベーダーゲームのプレイは色々あって無料でプレイ出来ることになったのでした。当然「レインボー」(Wikipedia) という技も練習していました。得点上は全く意味が無い技ですが。

そしてその後、どんなきっかけだったか余り詳細な記憶は無いのですが、どうやら「マイコン」とやらでゲームがタダで出来るということが分かり、そのマイコンが展示されているデパート、電気店を巡っていたのでした。

ここで一応注意。その頃はパソコンではなく、「マイコン」と呼称されていたのでした。マイ・コンピュータのことですね。

ある電気店でシャープのMZ-80の型番なんちゃら(失念)だったかと思うのですが。それを最初にイジってみたのでした。あ!ゲームが出来る!しかもタダで!と驚き。で、その周辺には小生と同様の子供達から大人達までマイコンに群がっていたのでした。

でもゲーセンのゲームと違ってグラフィックスが荒く、ドットベースではなくキャラクタベース(文字)なのでした。でもタダで出来ることに熱中。

そしてその頃のメディアはメモリスティックとかフロッピーディスクでも無くカセットテープなのでした。でもこれは若い人には何のことやらさっぱりだよね…。まずカセットテープの説明から…。ま、音声デバイスなのです。なのでそのカセットテープを普通のラジカセで再生すると、「ピーヒャラララージュワーピージュワーヒャララララージュワー」という謎の音声が再生されるのです。

で、ゲームとかプログラムのロード(マイコンへの読み込み)は「CLOAD」(だったかな?機種によって違う)とかのコマンドを打ってからマイコンのプレイボタンをガチャっと押すのです。

てことは音声デバイスのカセットテープなのでダビングすればプログラムのピーコ(コピー)がタダで出来てしまうのです…。そしてさらにSAVEコマンドを使えばカセットテープにコピー出来てしまうのでした。まぁその頃は確かコンピュータプログラムの著作権は法的に無かった&時効ですよね…。

その頃のマイコンが展示してある電気店、デパートには小生のような小学生の子供から大人までカセットテープを、専用のカセットテープかばんに入れて持ち寄り、ゲームをしながらあーでもないこーでもないとコピー大会&議論白熱だったのでした。まぁ、その当時の価格で数十万円とべらぼうに高い価格だったしねぇ。
まぁなんというか、マイコンとかゲームにハマってしまった廃人達のサロンという感じでしょうか。

そして恐ろしいことにその頃のマイコンは各社が各機種を立て続けに出していたのですが、なんとそれぞれの機種のプログラムに互換性が無かったのです…。同じメーカーでも他機種だと互換性無し!
なので売れ筋でソフトの販売が豊富な機種を見極めて買わないといけないのですが、失敗するとしょんぼりな末路を辿るのでした…。

で、その時初めて知ったのが、この所謂ゲームとかは「プログラム」というもので動いていて色々イジれるということ。どのゲームかは忘れましたけど、そのサロン的場所で某大人がプログラムのパラメータの値をイジってゲームを有利な条件でプレイしたりとかしてるのを見て。

えー!何それー!どういうことー!と、かなり超絶的に驚いたのでした。

まずその頃のマイコンのゲームはBASICという言語で書かれているものが多く、比較的簡単に内容が理解できる言語だったのです。その後、マシン語(機械語)(Wikipedia) のゲームが出まくって内容は全く理解出来なくなったのですが。

またマイコン関連の情報源はそのサロンでの口コミ、及びマイコン関連の月刊誌でした。

アスキー、ログイン、マイコンBASICマガジン、I/O、遊撃手(後のBNN(BugNewsNetwork))等の雑誌が競い合っていました。

ソリッドなビジネス寄り、技術寄りのマイコン、コンピュータ全般を取り扱った内容が月刊アスキー。ゲームとかがメインなのが月刊ログインとかでした。

またマイコンBASICマガジンはその名の通りBASICのプログラムが多数記載されていて、それを入力すればゲームとかが楽しめたのでした。機種によって動かないという根本的な問題があったのですが、それはさておき…。また基本的にプログラムは読書投稿がメインだったはず。確か同じ中学のマイコンヲタのプログラムが掲載されて話題になった記憶。
I/Oは高校生ぐらいのときにマシン語を入力して楽しんでいた記憶。

マシン語の入力はとてつもなく大変なのでチェックサムがあったりして。って何のことやらさっぱりですよね?延々16進数の膨大な数字英語の並びが何ページにも渡って記載されていて、トンデモナイ数入力しないといけないのですが。間違えを防ぐために一行ごとにチェックサムという英語数字(16進)が横にあって、入力間違いがあるとそのチェックサムの数字と異なることになり、入力間違いを防ぐことが出来るのです

またその頃は毎週日曜の午前中に、TV東京でマイコンの番組がありました。確かアナウンサーの小倉智昭が司会で、他にマイコン博士的な年配の方もいました。パソコンサンデーという番組ですね。その番組が画期的だったのは副音声でプログラムの音声を流していたのでした。それをカセットテープに録音すればマイコンで動かせるという。でも確かシャープ提供なのでシャープのマイコンのプログラムのみだった記憶。

で、マイコン雑誌ですが、兄がアスキーを買って私がログインを買って交換して読んでいました。

その他上記のWikipedia記事を見れば分かると思いますが超絶的におバカ企画が多く、かなり影響されまくりました。
ちなみにログインでは読者公募オーディションで伊藤ガビン氏、船田戦闘機氏が合格して編集者?ライター?になってた記憶。確かパンダ型のアンテナ?を決まった文字数でレビューする、とかいうお題で合格した記憶。合格者発表の号にはその二人の文章が掲載されてたと思う。この辺ググれませんでした…。

上記ご両人にも影響されまくりましたが、後は忍者増田氏!この方にも滅茶苦茶影響されましたです!

また正確な企画名、ゲーム名忘れましたが、ある戦国武将系ゲームで各国を編集者、ライター達が担当して一斉にゲームする、という連載ものがありました。これがかなり面白かった!正確な人数忘れましたが40人だか50人ぐらいが参加。
一応ゲーム通りのルールでプレイするのですが、それ以外は何でもあり!

裏で連合組んであいつ倒そうぜとか、でもそれが嘘で別の連合組んでたりとかの口三味線、ブラフ等本当に何でもあり!
さらに恐ろしいことに、ページの台割?担当の人がこのページあげるからこの国譲ってとか、諸々のリアルワールドを使っての駆け引きまで何でもあり!毎号楽しみに読んでました。っていうのをネットで探したのですが見つからず…。
あとログインでは海外ゲーム事情もかなり情報が早く、ウィザードリィとかウルティマとかをとにかくプレイしたくてたまらなかったのでした。(ウルティマ、アルティマの発音問題もログインで決着したはず)

その頃はApple IIeが欲しくて欲しくて死ぬ程欲しくて。でもその当時は正規輸入代理店とかは無く、秋葉原のマンションの一室で営んでいるような個人代理店が多数でさらにトンデモナイ値段。

Apple IIcはとてつもなくカッコ良くてデザイン史残るほどのイカしたデザインだったのですが、拡張ボード用のユニットが無いし標準モニタがグリーンだし…。

またⅡeはビデオ出力で画面の色が滲むのですが、それすら逆手に取って綺麗な描画を表現したりとか。
また後日続きます。

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