読書:レボリューション・イン・ザ・バレー ―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏

レボリューション・イン・ザ・バレー ―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏、読了。

超名著。コンピュータ関係者は読まなきゃ駄目!
読むだけで元気が湧いてくる!

スティーブ・ジョブズ、以外の初代Macintoshの開発者達が綴ったエピソード集。
ジョブズがどれだけ狂っているか?情熱的か?

現実歪曲空間の話も。

ボタンやウィンドウに依っては角丸にしないといけなくて。
超天才のプログラマビル・アトキンソンがメモリ足りなくて無理っす、というとジョブズに外に行こう、と誘われて…
標識やレストランのメニューなどで尽く角丸のデザインを指摘され、ついに認めざるを得ず地獄の実装に…。

電卓のデザインにも異常にこだわるジョブズ…。
何回提案してもダメ出し…。
ついにはジョブズが電卓のデザインを自由にデザイン出来る特殊アプリを開発…。

その他、狂った情熱のエピソード多数!

商品の説明
メディア掲載レビューほか
レボリューション・イン・ザ・バレー 開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
 初代Macintoshの開発者が、その過程をつづった。同じテーマを扱った本や雑誌は山ほどあるが、本書は当事者の言葉で、当時の内情を明かしている点で貴重だ。一緒に開発に携わったメンバーも数多く寄稿している。
 野心に燃えた数人の開発者が、スティーブ・ジョブスに黙って新しい操作画面の設計作業を進めたこと。彼らの努力が認められ、フロッピ・ディスクを模していた操作画面が、「デスクトップ」と呼ばれる現代的な画面に差し替わったこと。中心メンバーのビル・アトキンソンが、出勤途中の交通事故で死にかけた時でさえ、周囲にOSの描画ルーチンの話をしていたこと。
 これらのエピソードを彩るのが、膨大な図版資料である。「Possible?」、「I vote yes」―。手書きのソフトウエア設計図に残る開発者同士のやりとりからは、チームの高揚した雰囲気が読み取れる。
 彼らは「週90時間労働、大好き」と染められたTシャツを作り、それを着て働いたという。1984年当時は、世の中に革命を起こす気概を持って、1つのコンピュータを開発することができた時代だ。本書からは、今のIT業界では忘れられがちな、純粋なものづくりの喜びが伝わってくる。
(日経コンピュータ 2005/10/31 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
— 日経BP企画

内容紹介
オリジナルMacintoshの主要な開発者として知られる著者が、開発現場のありのままの姿を振り返るドキュメント。
小規模の研究活動だったプロジェクトの様子から始まり、スティーブ・ジョブズによる乗っ取り、開発中の試行錯誤、Lisaチームとの軋轢、
ビル・ゲイツの容赦ないビジネス、出荷直前の緊迫した空気、発表イベントの高揚、そして出荷後目的を見失う中心スタッフと、スティーブ・ジョブズがMacintoshチームから追放されるまでの5年間を描きます。
当事者だから書ける生々しい人間関係と、開発者だから書ける正確なディテールはすべての読者を魅了することでしょう。
Apple秘蔵の写真を含む、貴重な図版資料を多数掲載しました。本文オールカラー。
内容(「BOOK」データベースより)
世界を変えたコンピュータを作ったのは20代の若者たちだった。スティーブ・ジョブズとMacintosh開発チームの情熱、試行錯誤、葛藤、喜び、そして挫折のすべてを描くリアルストーリー。本文オールカラー!!Apple秘蔵、初公開の図版資料も多数掲載。

この本はかなり以前にも買って舐めるように良く読んでいたのですが。
以前触れたエントリー。
レボリューション・イン・ザ・バレー
この時は簡単にしか触れていませんが…。
大量の蔵書を処分した際に処分してしまったらしい…。
多分この時ね。
ブックオフの宅本便にて58,000円ゲット!!!段ボール12箱分で。。。

てことで中古で買い直しました。

相変わらず何度読んでも面白い。これは今度こそ絶対売らずに永久蔵書決定です。
詳しいことは下記のAmazonの商品の説明の引用を読んで下さい。そして是非買って読んでみて下さい。

技術開発、革新の営み、イノベーションとブレイクスルー。イノベーションのジレンマ。

それらを生み出した人々の熱狂的なストーリー。

単なる新製品開発ヒストリーを超えて何か、普遍的な何か…。人類の進歩、進化…。
そして勿論、スティーブ・ジョブズ…。

もし、この本の題名とか下記の本書のAmazonの説明にピンと来た人は、下記のエントリも読んでみて下さい。

アップル ヒューマンインタフェースガイドラインの日本語訳発見
今確認しましたが、まだ日本語訳のサイトはありました。でもちょっと図解が無いから分かり難いんですよね…。
上記のガイドラインについては以前、はてブのコメントでこんなのありましたが、その通りかも。

「人類の英知のひとつだ、すばらしい」

小生は以前はIBMのThinkPad主義者で、故障しても自分でパーツ取り寄せて修理していました。

IBM T42復活!
Kind of hard days
セント・フォース最強伝説と暑い5月とT42と
キーボードにジュースこぼした(2回目)

他にもThinkPadの修理は何回もブログ書いてたはずなんですが見つからず…。
何回も自分で修理して直していたのですが。IBMのすごい所は修理パーツの流通量と修理マニュアルの完備でした。
マニュアルはオフィシャルサイトからダウンロード出来るのでした。

その当時はね。レノボになってからは全く知りませんが。
そして、えーとアキュポイント…は東芝の呼称か。トラックポイントね。キーボードの真ん中に赤いポッチがあってそれを人差し指で押してマウスコントロールが出来るという。

つまりキーボードを打ちながらほとんど手を動かさずにマウスの操作ができるという。
とはいいつつも小生は2009 midからMacに移行したのでした。
トラックパッドでの操作にはすぐに慣れてしまったのでした。

むしろ指を一本から、複数本を使って多彩な動作が簡単にできるジェスチャーの方が便利だな、と。
そしてMacも何だかんだあって、自分で修理したのでした。
macbook pro 15inch mid 2009のライトファンを交換した

まぁ、ガッツンガッツン使っていたのでファンが壊れるのは勿論。
大量にリッピングしまくりでDVDドライブがイカれて外付けドライブを使ってたのでした。
あと、Macは筐体としての出来は勿論、OS本体の出来や、標準ソフトの豊富さや、サポートやら…。
と約10年間で完全にMac主義者になってしまったのでした。
でもこの辺は詳しく書くと宗教論争になりそうなので、この辺で…。

本書のAmazonでの商品説明は下記を。

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