映画:RONIN
amazonでの紹介文
世紀の2大スター、ロバート・デ・ニーロ&ジャン・レノがタッグを組んだ! アクションの巨匠、J・フランケンハイマーが壮絶なる男たちの闘いを描く、衝撃のクライム・アクション! 戦略、武器、監視、秘密任務……。それぞれのプロフェッショナルが、主を持たない「浪人」として世界各国から終結した。ある謎のミッションを遂行するために。だがその任務には罠が仕掛けられていた。お互いを信じることのできないまま、男達は「浪人」としての信念に従い、決死の行動を開始する!
★4.5 2,492, IMDb 7.2
1時間56分
1998
https://www.imdb.com/title/tt0122690/
IMDb RATING 7.2/10 196K
imdbでの見出し
A freelancing former U.S. Intelligence Agent tries to track down a mysterious package that is wanted by the Irish and the Russians.
Taglines
Your ally could become your enemy
https://www.rottentomatoes.com/m/ronin
Tomatometer
70% 73 Reviews
80% Audience Score, 100,000+ Ratings
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1998年というちょっと前の映画なのですが。
RONINは超大好きな映画なのでTV放送される度に録画して、5回以上は観てるはずなのですが、このブログで触れて無かったので慌てて書こうと思います。
今回はアマプラで詳細に観つつ。
(つまりここから下記は観ながら途中で映像止めて…分からない単語英語表現が合った場合は辞書アプリでブックマークにメモしては書く、という感じっすね。そして印象に残る、ブログでもメモしたいシーンも映像止めてメモ…でもこれがオラの映画ブログメモを書くときの基本スタンス…。って超めんどいのよね。超イイシーンで止めて調査とかなんで結構な時間掛かるのでね…。特に英語系のメモは難しい単語、とかは別にいいんですが…、難しい慣用句、そして辞書にもWeb辞書にも引っかからないスラングはドツボにハマって調査に時間が…)
参考:
オレの英語の勉強法
https://ivva.info/blog/archives/2019/0414102749.html
本作は上記ブログの「超大好き」な映画に該当します。
(何回も観たくなる、観ても飽きない、観るたびに発見があるという)
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そして急に話題は変わるのですが。
この映画の肝はヒッチコックが提唱したストーリーの概念、映画用語の「マクガフィン」です。
(この時点ではネタバレしないように書いてます&マクガフィンの意味調べないでね。まだ…観終わってからでヨロシク。)
いや、別に先に意味を読んでから本作RONINを観ても面白さ変わらないな。
それがそもそもその「マクガフィン」という用語の意味なんで。
(でも本格的に本作を楽しみたい方は調べないでね〜。その方がかなり楽しめるので。)
過去、「マクガフィン」について触れた映画メモ。
映画 : 北北西に進路を取れ
https://ivva.info/blog/archives/2008/0816004058.html
(ってこの作品もヒッチコックですね。)
マクガフィン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3
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監督
ジョン・フランケンハイマー
は、名監督ですね。スリル・サスペンス・アクション系では名監督。
過去作で好きなのは、
https://amzn.to/3Xk3CB6
ブラック・サンデー
amazonでの紹介文。
「ブラック・サンデー」は、アメリカ大統領を含む8万人の大観衆で埋め尽くされたスーパーボウルのスタジアムで、テロリストグループ”黒い9月”が、その上空で飛行船の爆破を試みるという、パワフルなストーリー。ロバート・ショウが計画を見抜くイスラエル特高部隊員を演じ、マルト・ケラーが首謀者のテロリスト、そして、ベトナム戦争で心に傷を負い、計画に力を貸す元軍人をブルース・ダーンが演じている。目的のためには命をも惜しまない人々の恐るべき姿を、ジョン・フランケンファイマー監督は見事に描き出した。観衆が恐怖に逃げ惑まどう中、テロリストの飛行船がスタジアムに突っ込む圧巻のラストシーン。映画史上、最もエキサイティングで他に類を見ない飛行船とヘリの追跡シーンが繰り広げられる。
IMDb 6.8 2時間23分 1977
上記の紹介文を読んでいただいて…。1977年で超巨大テロと対峙するという。その頃の予算規模とか色々考えてくださいね。
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閑話休題。
あ、そうか、このRONINって映画はそもそもネタバレしない様に書くの難しいのか!
今更気づく…。
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映画冒頭のタイトル
日本の江戸時代、サムライは命を賭けて君主に仕えた。
In feudal Japan, the warrior class of Samurai were sworn to protect their liege lords with their lives.君主を失ったサムライは恥を忍び野に下り、
Those Samurai whose liege was killed sufferd a great shame,職を求めて雇われ武士や盗賊にまでなった
and they were forced to wander the land, looking for work as hired swords on bandits.主をなくした武士はサムライとは呼ばれず、
These masterless warriors were no longer referred to as Samurai,別の名で呼ばれた。その名は
they were known by anather name: such men were calledローニン
RONIN
この
ローニン
RONIN
↑
ここがタイトル映像ね。
つまり冷戦が終わりスパイやエージェント、元特殊部隊、達があぶれてフリーランスとして仕事を取っている、事を示している。
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アマゾンの紹介文に加えて書くとすると、ある重要物質の奪取の為に各分野のスペシャリスト達が招聘されるのですが。各人それぞれ各分野のスペシャリストらしいのですが、誰も信用できない。
しかもみんな金の為。
そして映画史上に残るほどのカーアクションと銃撃戦と重要物質の謎…。
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最初の集合位置とされるバー。美人女性が店主をしているが明らかに首謀者。
続々と玄人が集まってくる感じ。
デニーロはバーに入る前に周辺確認と裏口のボトルケースの隅に銃を隠す。
それぐらい危険なヤマ?。
そしてアジトに移動するんですが、トランク2つ抱えた人(スペシャリストの一員、でおそらくテック担当)の顔がメガネ掛けてても怖い!
そこからその美人首謀者がヤマの説明をする。
ある連中からあるモノを奪ってほしいと。
コジマ監督のゲーム、DEATH STRANDINGで有名なSean Beanもこの辺から出てきます。
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アジトは簡易ベッドに寝袋。
デ・ニーロとジャン・レノはプロの感?同士なのか最初から仲が良く描かれてる。
Sean Beanは若干ハブ。
重要物質の説明を今回のヤマのリーダーの美人女性から説明されるのですが。
実は下っ端っぽい。
美人ボスを囲んだテーブル。彼女が宣言する。
契約条件はサラリーとしては週5000ドル。最低4週間分は保証すると。
任務成功時には2万ドル。
ここで彼女の名前がいい遅れたけど「ディアドラ」と。
そこから作戦の詳細に移る。
メガネの男(テクノロジー、レーダー、ハッキング担当)が任務に必要なものはそう簡単には手に入らないぞ、というが、ジャン・レノが俺が全部手に入れると。(物品装備仕入れ担当)
美人ボスが奪ってほしいモノの説明、そのモノのガードの人数、などを説明するがスペシャリスト達はその根拠は?など質問攻め。
美人ボス曰く、「任務はケースに損傷なく奪い取ること」
だが説明している写真では小さな銀色のアタッシュケースにしか見えない。
さらにスペシャリスト達からの質問攻め。相手は?相手の武器は?
必要なものは?アウディの〇〇のターボ付き、ジャン・レノが昼までには調達すると。
Sean Beanが武器は何使ってる?とデ・ニーロに質問。俺は武器が専門でね、と。
武器の調達とデ・ニーロが使っていた武器を古いねと腐すSean Bean。
メガネのやつが軍人出身か?SASか?と問うと、まーね、と。
Sean Beanがこの作戦の主導権を握って金を一発捲くろうとしてる感満載。
実力経験も無さげなのに…
デ・ニーロはユーモアで答える。
そして序盤の最大の肝のシーン1
メガネの男がデ・ニーロと話しているのだがデニーロがコーヒーをこぼしてキッチンペーパーでテーブル拭こうとしてコーヒーカップを落とした瞬間にメガネの男がキャッチする。
テック担当で動きも鈍そうだったのに…。
デニーロが反射神経いいんだな?と聞くと、まあな、と。
この辺でメガネの男も単なるテック担当じゃなヤバいヤツだと暗示。
この時点で映画始まってから2時間中のたった15分ね!
そして武器を金で受け取るシーン。
ここでSean Beanの素人さが丸裸に…。
そしてデ・ニーロが美人ボスと再交渉。
そしてデニーロがその奪取する箱の中身はなんだ?
知る必要はないわ
重いものなのか爆発物なのか?誰かの手に繋がれててチェーンをぶった切らないと行けないのか?
そこまで知る義務は無いと思うけど?
だったら報酬の額を上げてもらうぞ?前金で10万ドル、ケースを手に入れたらさらに10万ドルだ。
(ボスに電話する美人ボス)
Sean Beanが作戦の地図概略と作戦内容ををホワイトボードに描く。
デ・ニーロはそれを消して、もう一度書いてみろ!と。
もう一度書くがそれじゃあスナイパーの同士打ちになると。
それをどこで学んだ?とデニーロ。Sean BeanはSASだと。
デ・ニーロはSASのボートハウスの色は?色は?オイ分からんのか?何色か?と答えられないSean Bean。
そこでプロじゃない、そして前夜の武器取引でも見せた素人感でお払い箱。
アジトを移動する際、美人ボスがここまでのギャラね、と金を渡す。
(ジャン・レノがデ・ニーロに何色なんだい?と聞くとデ・ニーロは知らんよ、とw)
(この辺で下手な素人を除去したかった感)
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ってこっからが肝でSean Beanが残酷に作戦前にお払い箱になるとことか…。
これ以上はアクション、スリル、裏切り、戦闘、超素晴らしいカーアクション、の連続!
でネタバレの連続になるので書かないでおこう、と思いました。
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そして最後のデ・ニーロとジャン・レノの別れ…。
また別のヤマで会うかもしれないが、敵と味方どっちかな…みたいな?
ジャン・レノはデ・ニーロの事をCIAだと思っている。
(女ボスに俺はまだCIAだ、と言ったが…)
そしてこの奪取計画自体もCIAの任務か何か…この辺を分からせないままで終わる。
最後のシーンでラジオニュースの音声でどこの抗争だったのかが…。
勿論、「マクガフィン」なのでそのアタッシュケースの中身も謎のままで終わる。
最後のデ・ニーロとジャン・レノの別れのシーンが超イイ!
男泣き出来る感じ ←??
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あと本作は各ジャンルのスペシャリストが続々と集まってくるというストーリージャンルね。
古くから並べると?
オーシャンズ11
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映画 : インセプション
https://ivva.info/blog/archives/2010/1211235153.html
配信TV・ドラマ:梨泰院クラス:Netflix, ネットフリックス
https://ivva.info/blog/archives/2022/0811234809.html
下記は映画じゃなくてリアリティーショーですが凄腕を集める。
ディスカバリーチャンネルの「【正体隠して稼げ1億円】起業チャレンジ!覆面ビリオネア」が面白くて、その上YouTubeの公式チャンネルで全話無料配信中!
https://ivva.info/blog/archives/2022/0819193008.html
とかに通ずるんですよね。
スペシャリストが集まって悪巧みして一発狙って、でも裏切りが出て…とかで一番おもしろいのは、
ミニミニ大作戦
https://ivva.info/pub/movie/00097.html
なんですよ。私の映画記憶だと。上記はリメイクらしい。でもメチャ面白い!
凄腕スペシャリストが集まってくる系映画だと。
↑
この為の映画用語?小説用語あったはずだけど辿れず…。
ケイパー映画
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E6%98%A0%E7%94%BB
”ロジャー・イーバートは、ケーパー映画の特徴の1つである仲間を集めて1つの目的に挑むというスタイルは『七人の侍』に源流が見られるとしている[2]。”
上記のWikipedia内で紹介されているHeist filmの方が近いのかも:
Heist film
https://en.wikipedia.org/wiki/Heist_film#List_of_films
↑
ここにも七人の侍と一例としてRONINが表に載っていますが。
なんかもっとよく言い表してる言葉が小説系であったような…。
—
下記は本作のimdbのquotesの名セリフ集。
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt0248370
Spence: You ever kill anybody?
Sam: I hurt somebody’s feelings once.
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt0248378
Spence: [drawing a diagram on the white board – two circles with arrows pointing at each other] We got shooters here… shooters here. I’ll tell you an old trick…
Sam: Hey.
[Sam puts his cup of coffee down on a table, walks over to the white board and rubs out Spence’s diagram]
Spence: What’s your problem?
Sam: Draw it again. Draw it again. You’re the ace field man, draw it again. It’s a simple diagram, just draw it again, draw what you saw.
[Spence just stands there]
Sam: Draw it again! Draw it again.
[Spence still does nothing so Sam takes the marker pen off him and redraws his diagram]
Sam: Two shooters, car comes through here, shooters across from each other, kill each other dead. Oh my, where’d you learn that? Huh?
Spence: In the regiment.
Sam: What regiment was that?
Spence: The 22nd Special Air Service.
Sam: What’s the color of the boathouse at Hereford? What’s the color of the boathouse at Hereford?
Spence: I don’t like your attitude.
Sam: What’s the color of the boathouse?
Spence: Oh, fuck off!
Sam: [moves closer to Spence, who backs away] You got the gun, I’m unarmed. Do something. Go ahead, do something. Do something. Do something.
[as he backs away, Spence bumps into the table with Sam’s coffee cup on it, spilling hot coffee onto his leg. Sam grabs his neck and face and bends him backwards over a railing, completely overpowering him. He takes Spence’s gun off of him, then releases him]
Sam: Tell me about an ambush? Tell me about an ambush? I ambushed you with a cup of coffee!
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt4715145
Gregor: So what brought you here?
Sam: A fellow that doesn’t work so well.
Gregor: The man in the wheelchair? How did he get there?
Sam: Seems to me that was in your neck of the woods back in the late unpleasantness.
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt0248398
Gregor: [after Sam exposes Spence as a phoney SAS veteran by asking him “What’s the color of the boathouse at Hereford?”] So, what color *is* the boathouse at Hereford?
Sam: How the fuck should I know?
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt0248371
[Vincent has just removed a bullet from Sam’s side]
Sam: If you don’t mind, I’m gonna pass out.
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt0248410
[Sam looks at Jean-Pierre’s model]
Jean-Pierre: The Forty-Seven Ronin. Do you know it?
[Sam shakes his head]
Jean-Pierre: Forty-seven samurai, whose master was betrayed and killed by another lord. They became ronin, masterless samurai, disgraced by another man’s treachery. For three years they plotted, pretending to be thieves, mercenaries, even madmen. That, I didn’t have time to do. And then one night they struck, slipping into the castle of their lord’s betrayer, killing him.
Sam: Nice. I like that. My kind of job.
Jean-Pierre: There’s something more. All forty-seven of them committed seppuku. Ritual suicide, in the courtyard of the castle.
Sam: Well, that I don’t like so much.
Jean-Pierre: But you understand it?
Sam: What do you mean, I understand it?
Jean-Pierre: The warrior code. The delight in the battle, you understand that, yes? But also something more. You understand there is something outside yourself that has to be served. And when that need is gone, when belief has died, what are you? A man without a master.
Sam: Right now I’m a man without a paycheck.
Jean-Pierre: The ronin could have hired themselves to new masters. They could have fought for themselves. But they chose honor. They chose myth.
Sam: They chose wrong.
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt4715149
Deirdre: [to Spence, who is being ditched from the team] Do I need to suggest that you forget us? Because we will not forget.
最後の下記の台詞が好き!
https://www.imdb.com/title/tt0122690/quotes/?item=qt0248380
[last lines]
Vincent: No questions. No answers. That’s the business we’re in. You just accept it and move on. Maybe that’s lesson number three.
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